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ウェイトレス 〜おいしい人生のつくりかた(エイドリアン・シェリー、2006年、アメリカ)
b0062149_1844854.jpgWOWOWから録画したものを鑑賞。「ジョーのパイの店」でウェイトレスをしているパイ作り名人のジェナ(ケリー・ラッセル)は、暴力をふるう夫アール(ジェレミー・シスト)の束縛から逃げ出す準備をしているが、意に反して妊娠してしまう。新しくやってきた産科医のポマター(ネイサン・フィリオン)と恋仲になり、ひそかに愛を育むものの、アールに脱走計画が発覚してしまう・・

アメリカ映画ではダイナーを中心に人間模様を描く映画が結構多いと思うのだけれど、わりと好きでよく観ます。これもそのジャンルに入る作品だと思いますが、別段好きな俳優が出ているわけでもなく、期待しないで観たわりにはなかなか面白かったです。登場する人たちにはみんなどこかズルさや、意地悪さや、優柔不断なところがあり、ストレートにいい人には描かれておらず、ハートウォーミングと銘打ってあってもこれ見よがしに強調されていないところがよかったです。特にジェナの同僚や上役との会話などに味がありました。反対にジェナとアール、またジェナとポマター先生の場面がちょっと弱かったかも。観た人の感想を観ると意外とアールに同情的な意見が多かったのもそのためかもしれません。もっとオレ様主義に描けばイヤに見えたでしょうが、私はあれでも十分イヤです(笑)。反対にポマター先生がいいようにもて遊ばれてポイかよ〜って見えてちょっと可哀想でした。

ケリー・ラッセルはあまりルックスが好きではないのだけれど、ジェナは適役だったと思いますし、他の人たちもキャスティングがよかったと思います。アール役のジェレミー・シストは「シックス・フィート・アンダー」でも性格破綻した男を演じていたし、こういう役は板についてますね。ジェナの同僚ドーン役を監督自身が演じていますが、これもよかったです。けれどもそのエイドリアン・シェリーはこの作品撮影後に事件に巻き込まれ他界・・・ やりきれないなあ。
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by poyance | 2009-02-22 19:19 | 映画
ベンジャミン・バトン 数奇な人生(デヴィッド・フィンチャー、2008年、アメリカ)
b0062149_13211160.jpgすでにFBNのほうに投稿をアップしています。2週間近く前になんばパークスのシネコンで鑑賞しました。初回上映を観たのですが、祝日だったためものすごい人で、まず客席に行き着くまでが一苦労でした(席を予約しといてよかった・・)。

若いときの姿は、CGなども駆使しているのでしょうが、ベンジャミンもデイジーも本当に美しいです。20代くらいのベンジャミンは若かりし頃のブラピそのもので可愛いのは可愛いんですが、実際その頃の彼に対しては「なぜ人は彼を美男子というのか」と思っていたくらいなので、やっぱり今のブラピのほうがいい味出してると思います(ソフトバンクのCMは好きです)。それよりすごいのがデイジーの肉体で、若いときのぴんと張り切った全く無駄のない体つきもそうだし、とりわけ年をとってからの「元バレリーナで今も鍛錬しているから一般女性とは違うのだが、やはり寄る年波に勝てず肌がたるんできている」感を、ベンジャミンに背を向けて下着をつけるわずかのシーンで見事に表現していました。もちろんCG&メイクの技に寄るところ大なのだろうけれど、ケイト・ブランシェットの役者魂を感じました。

しかし、FBNにも書いたように、この映画で光っているのはなんといっても母親役のタラジ・P・ヘンソンです。彼女にオスカーを穫ってもらいたいなあ〜。
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by poyance | 2009-02-22 15:24 | 映画
テネイシャスD 運命のピックをさがせ!(リアム・リンチ、2006年、アメリカ)
b0062149_216558.jpgレンタルDVDにて鑑賞。保守的な父親に反抗して家出したロック大好き青年JB(ジャック・ブラック)は、ようやく目指していたハリウッドにたどり着くが、道ばたでギターを弾いているKG(カイル・ガス)の腕前に惚れ込み、「テネイシャスD」というバンドをむりやり組むがなかなか日の目を見ない。ある日JBは名ギタリストたちが皆同じギターピックを使っていたことに気づき、その伝説のピックを手に入れようとする・・

クドカン推奨のロックバカ映画ということで観ました(笑)。ロック・オペラ仕立ての冒頭部からかなりのハイテンションで、おまけに最初に出てくる子役がジャック・ブラックにそっくり!なのに驚愕しつつ前半部は面白く観られましたが、後半はちょっとそのテンションの高さにこちらが息切れしてきて疲れました(笑)。長さが90分でよかった・・

もともとヘビメタはぜんぜん興味がないので、どうかなと思ったんですが、音楽的には楽しかった(二人でやってる音楽はあまりヘビメタっぽくない)です。下ネタももちろん出てくるのだけれど、その場面が後半の伏線にもなっていて(あの場面がこう使われるか〜という驚きのほうが強い(笑))そう下品には感じられなかったです。

私が今いちばん好きなコメディ俳優はジャック・ブラックかもしれません(ジム・キャリーは暗い役が好きなので)。あの暑苦しさがなぜかツボなんですね・・ 彼のキャラが十二分に発揮されている映画だと思いますが、逆に彼を生理的に受け付けない人は全くダメでしょう。それからティム・ロビンスがええ〜っという感じの役で登場してます。何故??と思ったらジャック・ブラックはティム・ロビンスの初監督作で映画デビューをしていたそうで、そのつながりなんでしょうか。その他私の好きなジョン・C・ライリーも出てるそうなんですけど、全くどこにいたのかわかりませんでした・・
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by poyance | 2009-02-04 19:36 | 映画
ハプニング(M・ナイト・シャマラン、2008年、アメリカ)
b0062149_2153988.jpgレンタルDVDにて鑑賞。人々が突然自らの命を絶つ行為に走る、という原因不明の事態にみまわれたニューヨーク。フィラデルフィアに住む科学の教師エリオット(マーク・ウォルバーグ)は家族と安全な場所へ逃げようとするが、次第にその波が彼らの周囲へと迫ってくる・・

公開当時に見たかったのに見そびれてしまった作品がついにDVD化されたので早速観ました。公開後はそれほど話題に上らなかったようなのでまた例のパターンではずしまくったのかなと思っていたら、予想以上によかったです。今回はエイリアンやモンスターなど、彼の映画を興ざめさせてしまう要因も登場せず、最後のどんでん返しもない(あえてどんでん返し、と言えば恐怖の対象が次第に問題の「病」から人間そのものへシフトしていくというその過程でしょうか)ので、それを期待はずれに感じる人もいるのでしょうが、そういう固定観念から脱皮しようとする姿勢がうかがえました(シャマランに点が甘い「カイエ・デュ・シネマ」のトップテンにこれが入っていなかったのが不思議です)。作品全体に漂う緊張感ある静けさもよかったですし、こう言うと不謹慎かもしれませんが、人が死んでいく場面がとても美しかった。

いつもながらキャスティングも素晴らしく、「何事にもあきらめない教師」をマーク・ウォルバーグが好演しているほか、エリオットの同僚を演じるジョン・レグイザモや妻アルマ役のズーイー・デシャネルもよかったです。そして後で知りましたがジョーンズ夫人を演じるベティ・バックリーは「キャリー」で先生役の人だったのでした。変わり過ぎ・・

今回シャマラン監督はとっても控えめな形で出演してます。最後までどこに登場したのかわかりませんでした(笑)。
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by poyance | 2009-02-04 19:05 | 映画
アイ・アム・レジェンド(フランシス・ローレンス、2007年、アメリカ)
b0062149_2133525.jpgWOWOWから録画したものを鑑賞。ウィルスの蔓延で「人間」が絶滅したニューヨークで、一人生き残って、感染者を救う研究をしている科学者ロバート・ネビル(ウィル・スミス)。生存者を探そうと愛犬サムとあれこれ試みているが、何の反応も得られない・・・

これはただただシェパードが見たい、というだけで見ました(笑)。家人はウィル・スミスと犬の出る映画ということだけしか知らなかったので、内容を見てかなりショックを受けてました。たしかにコワイ場面あったしね〜。 アメリカ映画のモンスター系の表現はいつもえげつなくてイヤです。荒れ果てた都市でのウィル・スミスと犬のサバイバル生活が描かれる前半はいいとして、後半からはうーんという感じでした。おまけにワンちゃんが途中で・・・だし、悲しくってたまりません。ウィル・スミスも可もなく不可もなく、という感じでしょうか。

これも古典的名作SFの映画化らしいです。アメリカ映画も相当ネタ切れなんでしょうかね・・
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by poyance | 2009-02-03 20:55 | 映画
ヘアスプレー(アダム・シャンクマン、2007年、アメリカ)
b0062149_202479.jpgWOWOWから録画したものを鑑賞。人種差別が根強く残る60年代のボルチモア。ダンスが好きな女子高生のトレーシー(ニッキー・ブロンスキー)はあこがれのテレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」に出たいがために、母エドナ(ジョン・トラヴォルタ)の反対を押し切ってオーディションを受けるが落選。その後学校で黒人のシーウィード(イライジャ・ケリー)と親しくなるが、彼は「コーニー・コリンズ・ショー」が月に一度催すブラック・デーで踊っていたのだった。

年の初めは楽しい映画から、ということで録画したもののなかにあったこの映画を観ました(観たのは1か月前です・・)。オリジナルはあのジョン・ウォーターズ(彼は「近所の露出狂のおじさん」(笑)の役で登場)ということですから、どんだけ過激なのかと思っていたら、どうも原作をかなりマイルドにしたようで、子供でも楽しめる内容になっています。ミュージカルはあまり得意ではないので、不自然な歌挿入が続いたら途中でやめようかと思っていたのですが、曲がなかなかよくて終わりまでダレずに観られました(家人は後半寝てましたが・・)。「コーニー・コリンズ・ショー」の構成などはとても面白かったし、何より黒人の人たちが登場するシーンが素晴らしく、白人の人たちとの持って生まれたポテンシャルの差を感じました。なかでもシーウィードが踊るところはほんとうにほれぼれしてしまい、華のあるダンサーだなあと感心してました。

ということで、主役のニッキー・ブロンスキーはもちろん頑張っているのだと思うのだけれど、ちょっと好みでなかったし、シーウィード君のほうばかりに目がいってしまいました。顔立ちも美しいし、イライジャ・ケリーは要注目の俳優です。一方コーニー・コリンズ役のジェームズ・マースデンや、悪女ベルマ役のミシェル・ファイファーなど脇役陣はなかなかよかったです。そしてクリストファー・ウォーケンの使われ方が好き! スパイク・ジョーンズの手がけたファット・ボーイ・スリムの PV を思い出しました。

さて、肝心の母親役トラヴォルタは、最初全然女性らしくないし何だかな〜と思っていたのですが、後半ステップを踏み出してから一転、素敵に見えました。やっぱりダンスうまいわ。「サタデー・ナイト・フィーバー」を久しぶりに観たくなりました。
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by poyance | 2009-02-02 20:54 | 映画


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