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レイジング・ケイン(ブライアン・デ・パルマ、1992年、アメリカ)
b0062149_20421030.jpgスカパー(シネフィル・イマジカ)を録画したものを鑑賞。児童心理学者カーター(ジョン・リスゴー)は自分の娘に異常な執着心を見せるが、双子の弟と父親(ジョン・リスゴー三役)に指図されてついには他人の子供を誘拐してしまう。カーターの妻で女医のジェニー(ロリータ・ダヴィドヴィッチ)はかつての患者の夫ジャック(スティーヴン・バウアー)と公園で関係を持ってしまうが、それを誰かに見られたと感じている・・

主人公の途中での交代、多重人格者、池に車を沈めるシーンなど、「サイコ」へのオマージュが随所に感じられる作品です。それでいてB級感が思いっきり漂っているのは、この監督も「バカバカしいことを真面目にやってる」部類に入るからでしょうか。ワルドハイム教授(「ER」のカーター先生のお祖母さん役だったフランシス・スターンハーゲン)のカツラの扱いとか、終盤に向けて笑いがこみあげてくるシーンが増えてきます。そしてクライマックスのスローモーション場面は、「シベリア超特急」に通ずるものを感じてついに吹き出してしまった。監督が好きなようにやっているその自由さが伝わってきて小品ながら面白かったです。

ジョン・リスゴーは「ガープの世界」の看護師のイメージが強烈にあるのですが、今回も女装を披露してくれて、何だか安心しました(笑)。それから「ビバリーヒルズ高校白書」のアンドレア、ガブリエラ・カーテリスがチョイ役(はすっぱな女の子)で出ています。
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by poyance | 2008-04-20 21:00 | 映画
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