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愛しのローズマリー(ボビー/ピーター・ファレリー、2001年、アメリカ)
b0062149_20315238.jpg「ふたりにクギづけ」を観てからファレリー兄弟ものが鑑賞したくなったので、ジャック・ブラック主演のこの作品をレンタル。父親の言いなりで容姿でしか女性を判断できず、ふられてばかりのハル(ジャック・ブラック)は、セラピストに催眠術をかけられたとたん美女ばかりにモテるようになり、なかでもひときわ魅力的なローズマリー(グヴィネス・パルトロウ)に恋してしまう・・というストーリーです。
催眠術をかけられてからは心の美しさが外見の美しさに反映されることになるのですが、いわゆる均整のとれた体のハンサム、美人でそれが表現されていることに反感を覚える人もいるかもしれません。ですがそれは、ここでのハルが、依然父親の暗示が解けておらず、美しさをそういう見方でしか考えられない状態のままであることを示しているように思えます。マウリシオが「上っ面ハル」というあの呪文を唱えたときに、はじめて彼は永遠に父親の呪縛から解放され、ほんとうのローズマリーを見て自然に「何だ、美しいじゃないか」と言えるようになるのです。そういうわけで、この「上っ面ハル(shallow Hal)」というセリフは、原題にもなるくらい重要な言葉といえるでしょう。
今回のジャック・ブラックはアクが弱いですが、ディスコで踊っているシーンに「スクール・オブ・ロック」に見られたバイタリティーの片鱗が見られます。二度目に小児病棟を訪れたときの演技が印象的でした。グヴィネスはとても抑制した演技で、ローズマリーの知的で優しい性格をうまく表現していたと思います。そして影のスターはウォルト役のリーン・カービーで、エンド・クレジットに登場する彼の身体能力にはびっくりさせられます。
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by poyance | 2005-11-13 21:01 | 映画
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