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ナナメ見映画「飛ぶ教室」(トミー・ヴィガント、2003年、ドイツ)
b0062149_19125186.jpg読んでいないケストナーものをこれも吹替版で続けて鑑賞。タイトルからして、ファンタジーものかと思っていたら、学校を舞台にした友情ものだったのですね。監督が違うのにテイストが「エーミールと探偵たち」とよく似ているなあと思っていたら、脚本に「エーミール」の監督が参加していました。ここでもまた、両親の不和や、ドイツ分断の歴史などの、現代的な問題を背景にした物語が展開されますが、前の映画の二番煎じという感じはせず、同じように楽しめました。
この映画にもまたまた美しい男の子たちが数多く登場していて、とりわけ主人公のヨナタンなんて、大人びた顔立ちで色気すら感じます。ドイツの寄宿学校で転校生でこの容貌って、まるで「トーマの心臓」のエーリクじゃない!と一人で感動してました。ヨナタンの仲間たちもみんな可愛くて、小さなメガネのクロイツカム君だって、メガネをとったらあら素敵。でも私がいちばん好きだったのは、腕っ節の強い兄ちゃん(ちょっとラッセル・クロウ風)のマッツ君で、彼が女の子みたいなウリー君(本人はそれを気にしている)を守る姿なんて、ほとんどラブな感じで見ているこちらが切なくなるくらいです。
映画では、子どもたちの友情と平行して、学校のかつての卒業生である大人2人の友情話も語られます。この2人、パッと見の人相が悪いので最初悪役かしらと思っていたら、どちらもいい人たちだったので安心しました(その一人の「正義先生」は何となくジーコ監督に似ている・・)。子どもたちのうるさい監視役だったテオ(すごく印象に残る風貌をしてます)も、敵グループだった通学生の子どもたちも、結局彼らと仲良くなるし、悪い人が出てこない後味のよい映画で、たまにはこういうのを見るのもよいですね。
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by poyance | 2005-05-15 20:13 | 映画
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