Top
ドライヴ Drive
b0062149_17512394.jpg監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
公開年、制作国:2011年、アメリカ

シネマート心斎橋にて鑑賞。昨年のカンヌで監督賞を受賞したデンマーク出身の監督による作品。アメリカ制作で、もちろんアメリカが舞台なのだが、最近のアメリカ映画とはちょっと違う感覚を覚える。どことなく、ヨーロッパ映画、それも80年代あたりのフランス映画の雰囲気を感じるのだ。映像の色合い、登場人物の出で立ち、音楽の使い方、物語、そして極めつけはタイトルバックのピンクのフォントなどが、レトロなイメージを漂わせている。しかし、それは決して悪い作用を生んでいるのではなく、クラシックな「気品」をまとわせているのであり、かなり激しい暴力シーンを含んでいても、全体に落ち着いた静かな印象を与えている。ストリップ劇場の楽屋、そしてエレベーターでの暴力シーンの表現が特に素晴らしかった。

ライアン・ゴズリングは『ラース』のイメージが強いが、ここでもナイーヴさと暴力性を併せ持った寡黙な青年を好演している。無表情な主人公が恋をして表情がしだいに柔らかくなっていく過程の表現がうまい。相手役のキャリー・マリガンも生活にくたびれた空気の出しかたが秀逸で、『十七歳』のときより好感が持てた。家人はゴズリングが相当気に入ったようで、他の作品も観てみたいとのこと。次は何がよいだろう?
[PR]
by poyance | 2012-04-15 18:11 | 映画
<< アーティスト The Artist きつねと猟犬 The Fox ... >>


S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31