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2009年度私的ベストテン
気がつけばもう2月。年々ベストテン発表が遅くなってますが、今更ながら去年の10本を選んでみたいと思います。FBNにもベスト3を発表しましたが、昨年何らかの形で出たものに限っていたので、こちらは去年観たすべての作品から。


第1位
b0062149_218568.jpgゼア・ウィル・ビー・ブラッド(ポール・トーマス・アンダーソン、2007年、アメリカ)

映像、物語ともども圧倒的なものを感じた。切れ切れに観たのに、今も強烈なイメージが頭に残っている。ベテランと若手の俳優の技量のぶつかり合いも見応えあり。


第2位
b0062149_219842.jpgイングロリアス・バスターズ(クエンティン・タランティーノ、2009年、アメリカ)

『デス・プルーフ』の後だし、マカロニ・ウェスタン、と聞いていたのでどうなることやらと思っていたが、こちらの不安を吹き飛ばすような快(怪)作をまた作ってくれた。何といってもクリストフ・ヴァルツがすばらしい。


第3位
b0062149_2202081.jpgリミッツ・オブ・コントロール(ジム・ジャームッシュ、2009年、アメリカ)

賛否両論のジャームッシュ新作だが、私は結構好き。抽象的だけれど、彼の基本は変わっていないと思う。おなじみのキャストもよし。


第4位
b0062149_2212219.jpgグラン・トリノ(クリント・イーストウッド、2008年、アメリカ)

常にニュートラルな立場からものごとを眺めようとするスタイルが、自然な形で表れていて、ここ数年のイーストウッドものではいちばん好きだ。俳優業は本当に引退しちゃうのかな。


第5位
b0062149_222955.jpgトーク・トゥ・ハー(ペドロ・アルモドバル、2002年、スペイン)

昨年我が家はアルモドバル・ブームだった(遅い・・)。いろいろ観たなかから1本選ぶのは難しいが、記憶にいちばん残っているこの作品を代表としておく。早く新作の「抱擁のかけら」も観たい!


第6位
b0062149_2225028.jpgたみおのしあわせ(岩松了、2007年、日本)

邦画には常々辛口になってしまうのだが、これは久しぶりに楽しく観ることができた。甘ったるい内容の日本映画が多いなか、この作品は映画中に散りばめられたピリリとした皮肉がたまらない。岩松さんにはもっと映像分野に進出してもらいたい。


第7位
b0062149_2232578.jpg4ヶ月、3週と2日(クリスティアン・ムンジウ、2007年、ルーマニア)

なんで、と思うような物語の展開も強引に納得させてしまうような、寒々しい色合いの映像がとても印象的だった。東欧の若手にも面白い映画を撮る人がいると知って、もっといろいろ観たくなった。


第8位
b0062149_224221.jpgラースと、その彼女(クレイグ・ギレスピー、2007年、アメリカ)

甘い、と言われれば甘いのかもしれないけれど、それが許せるような作りである、ということもこの映画の優れた点なのではないだろうか。繊細なラースを観ているこちらもそっと見守りたくなる、本当に優しい映画。


第9位
b0062149_2252036.jpgハプニング(M・ナイト・シャマラン、2008年、アメリカ)

この監督に関してはひいき目で見てしまうのかもしれないけれど、いつも映像のセンスにはハッとさせられる。今回はわかりやすい解決(簡単に言えばモンスター)を出さずに余韻を残す終わり方にしたのもよかった。


第10位
b0062149_22644.jpgベンジャミン・バトン 数奇な人生(デヴィッド・フィンチャー、2008年、アメリカ)

ファンタジーは従来苦手な分野なのに、「ゾディアック」と同じくらい、誠実に映画と向き合っている姿勢が感じられて長丁場をとても楽しめた。とりわけ女優たちの演技が皆すばらしい。余談になるが、笑い飯の西田が「ガキの使い」の七変化でこれを何度かパロっていたのがツボだった(笑)。


やはり去年の鑑賞作品はハードディスク録画もの中心になってしまった。メディアに落としてそのままの映画も相当あるので、今年こそはそれらの映画も観ていきたい。新年はいつもそう決意するのだけれども・・
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by poyance | 2010-02-07 02:29 | 映画
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