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百万円と苦虫女(タナダユキ、2008年、日本)
b0062149_20452978.jpg今は世間で言われるところの「夏休み」という期間に当たるのだけれど、いろいろあってしばらく投稿が滞っていた(音楽ブログのほうはまた半年以上ほったらかし・・)。その間映画だけは気分転換とハードディスク消化のために何とか観ていた。いつもながら何十分かずつのコマ切れ鑑賞という邪道な見方である。この映画もWOWOWから録画したものを鑑賞したが、ずいぶん前に観たのでかなり記憶の彼方に遠ざかっている。

ひとところの邦画に頻発した「自分探し」とは逆に自分を見つめることから逃げ出す娘、鈴子を描きつつも、小さな才能を発揮して人から必要とされるエピソードが連続するうちに、これも一種の自分探し映画なのだと思えてきた。物語の展開に無理が感じられ、最後森山未來演じる中島が鈴子を去らせないように考え出した計画をとってみても、どうしてストレートに行くなと言えないのかよくわからないし、ああえげつないやり方を急にされたら鈴子だってその真意に気がつかないかなあと思う。

蒼井優は、このごろこういう役ばかりしている(やらされている)気がするので、もっと違う側面を見たい。中盤のエピソードに登場するピエール瀧の朴訥な青年が、佐々木すみ江の母ともどもよかった。
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by poyance | 2009-09-04 20:58 | 映画
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