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ダウト〜あるカトリック学校で〜  Doubt
b0062149_1640321.jpg監督:ジョン・パトリック・シャンリー
公開年、製作国:2008年、アメリカ

WOWOWから録画したものを観賞。劇作品の映画化だそうで、カトリック学校を舞台に神父とシスターが登場人物、というと何だか地味で退屈な感じがするが、演劇臭さは感じられず、かつ脚本の面白さも活かされた秀作だった。どの人物も一癖あり、かつ何かを隠し持っているように見え、何が真実なのか明らかにされないまま結末へ向かうスリリングな時間が楽しめる。暗い色調のカメラワークが美しいなあと思っていたら、撮影はロジャー・ディーキンスだった。

キャスティングは絶妙。メリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンという二人の芸達者はもちろんのこと、エイミー・アダムスもすばらしい。オスカーにノミネートされたヴィオラ・デイヴィスも含め、出演者に恵まれている。
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by poyance | 2010-10-20 16:43 | 映画
そんな彼なら捨てちゃえば? He's Just Not That Into You
b0062149_16303736.jpg監督:ケン・クワピス
公開年、製作国:2009年、アメリカ

WOWOWから録画したものを観賞。シリアスな映画ばかり観てきたので、何も考えずに楽しめそうなこの映画をチョイス。恋愛をめぐる群像劇、というのもやりつくした感があり、この映画ではおまけにどの登場人物もあまり思い入れできないタイプなんだけれども、脚本と出演者が結構はまっているので、それなりに見られる。邦題は原題と真逆のニュアンスですね・・

昨今とみにやつれ顔のジェニファー・コネリーが幸福な妻役であるわけがない、と思いきや案の定夫婦関係は破綻・・というふうにキャスティングは悪くない。彼氏を作るのに必死なジジ役のジニファー・グッドウィンがいちばん光って見えた。それにしてもスカーレット・ヨハンソンは、服装もメイクもごく自然なときでも色気があふれ出ていてすごい。
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by poyance | 2010-10-20 16:35 | 映画
ロルナの祈り Le Silence de Lorna
b0062149_21232915.jpg監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ/リュック・ダルデンヌ
公開年、製作国:2008年、ベルギー/フランス/イタリア

WOWOWから録画したものを観賞。前半までは、いつものダルデンヌ兄弟作品らしく、厳しい現実が淡々と語られていくが、終盤はスピリチュアルな雰囲気さえ漂い、今までにない独特の「甘さ」に包まれている。これはロルナがもともと持っている優しさや女性らしさに呼応するものなのだろうか。『ロゼッタ』のときとは違う女性像が描かれている作品だと思う。

ロルナ役のアルタ・ドブロシがとてもよかった。特に手の動きが美しい。衣服をたたんだり、ドアの鍵を閉めたり、何気ない仕草をするときの手がとても女らしいのだ。クローディ役のジェレミー・レニエもすばらしかった。彼は『ある子供』はもとより、『夏時間の庭』にもジュリエット・ビノシュの弟役で出てたんですね。同一人物だと後で気がつきました。
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by poyance | 2010-10-19 22:32 | 映画
夏時間の庭 L'Heure d'été
b0062149_20422650.jpg監督:オリヴィエ・アサイヤス
公開年、製作国:2008年、フランス

WOWOWから録画したものを観賞。初期の映画や『イルマ・ヴェップ』などは大変好きな映画なのだが、作品ごとに芸風が違っていて、この監督の特色、というものが実はまだピンとこない。この作品も大変美しくて、親が残した歴史的価値のある遺産を、現在を生きる子供たちがどう受け継ぐのか、という内容も興味深いのだが、何となくぼやーんと観てしまった。最近の彼の作品は性に合わないのだろうか・・

ジュリエット・ビノシュを初め子供たちを演ずる俳優たちは申し分ないと思う。母親役のエディット・スコブが素敵です。
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by poyance | 2010-10-19 20:51 | 映画
レイチェルの結婚 Rachel Getting Married
b0062149_20225490.jpg監督:ジョナサン・デミ
公開年、製作国:2008年、アメリカ

WOWOWから録画したものを観賞。もうこれは1か月以上も前に観た映画。何だかちょっと『普通の人々』を思い出すような物語だが、こちらは姉妹の確執が描かれるので、よりドロドロしている。母親の存在も大きくて、優しくあろうと努める父親や新郎、友人そして亡くなった家族を含め男どもの影が薄い(みんないい人なんだが)。ちょっと母親が結局悪者みたいな決着のつけかたが少々安易に思えるけれども、ハッピーともバッドともいえない終わり方は悪くない。

結婚式の場面がかなり長いが、とてもユニークでさまざまな人種の招待客がそれぞれ面白い。このセレモニーを観るだけで価値のある映画だった。

アン・ハサウェイは意欲的にいろんな役に取り組んでいて、この役でも力演しているのだが、こういう痛々しい役では本当はあまり見たくない。姉レイチェル役のローズマリー・デウィットがよかった。
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by poyance | 2010-10-19 20:38 | 映画


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