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女と女と井戸の中 The Well
b0062149_2273679.jpg監督:サマンサ・ラング
公開年、製作国:1997年、オーストラリア

これも1か月ほど前、スカパー(どの局かは忘れた)から録画したものを鑑賞。オーストラリアの映画では、ジェンダーの問題をあっけらかんと扱った作品が多いなと思うのだけれど、ここでも小悪魔的な娘に翻弄される中年女という、ともすればいやらしくなってしまう話をさらりとした形で描いていて面白かった。何でもこの映画の予告編が手に汗握るサスペンスものを期待させるような作りになっていて(予告編は罪な作りになっていることが多いですよね)、それを見た人はこのまったりした本編とのギャップに驚いたようだが、いきなり映画を観た者としては、この女どうしの微妙な関係の成り行きが、全体を覆うブルーの色調ともども楽しめた。

主役ヘスターを演じたパメラ・レーブの冴えなさ加減(もちろん演技の効果として)がよい。ヘスターを振り回す娘キャスリンを演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング』のエオウィン役のミランダ・オットーだが、こういう奔放な少女役は初めて観たので新鮮だった。
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by poyance | 2010-04-26 22:31 | 映画
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで Revolutionary Road
b0062149_222073.jpg監督:サム・メンデス
公開年、製作国:2008年、アメリカ

オリンピックと世界フィギュアが終わってすっかり気が抜けてしまった・・ 最近はアメリカドラマとリアリティ番組(「プロジェクト・ランウェイ」にはまってます)ばかり見ていて、じっくり映画を観ることがない。これは1か月以上も前にWOWOWで録画したものをハードディスク消化のために観た映画である。ケイト・ウィンスレット&ディカプリオの『タイタニック』カップルが『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス(ケイトの夫であったがこの後破局)ものに出演というのは豪華ながらも、当初個人的にはそれほど興味をそそる要素ではなかった。しかし、観始めると、全体に漂う妙な緊張感に魅了され、『アメリカン・・』よりずっと興味深く観た。その緊張感とは、破綻しかけている夫婦がそれを何とか食い止めようと現実感のない解決策にすがりつつ、その危うさが一挙に崩れ去るエンディングへとひたすら突き進んでいく姿が生み出すもので、とりわけ不安定になっていく妻エイプリルをケイト・ウィンスレットが好演していた。

ケイトは見た目が派手な作りの容姿なので、演技が時に大味に見えてしまう気がするが、この作品で見せるエイプリルの心理描写はやはりうまいと思う。ディカプリオはくたびれた夫フランクのイメージには合うけれど、やっぱり童顔に見えてしまう・・ 脇役のキャシー・ベイツとその息子役のマイケル・シャノンが秀逸。
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by poyance | 2010-04-26 22:03 | 映画


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