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間宮兄弟(森田芳光、2006年、日本)
b0062149_20565858.jpgWOWOWからハイビジョン録画したものを鑑賞。仲の良い兄の明信(佐々木内蔵助)と弟の徹信(塚地武雅)。は兄のために、自分が勤める小学校の教師葛原依子(常磐貴子)と顔なじみのビデオショップ店員直美(沢尻エリカ)を自宅に招いてカレーパーティーを企画する。

江國香織の原作を読んでいないので兄弟の描き方がどこまで忠実なのかよくわかりませんが、少々やり過ぎのような・・ 「仲が良い」というよりも家が大好きで「家族離れ」できない彼らの子供じみた部分がクローズアップされているようで、違和感を覚えました。所々のギャグも寒く思えたし、「ハートウォーミング」的なところはあまり感じられず終わってしまいました。しかし、画面を前にしてのこの居心地の悪さは、一方で「の・ようなもの」や「家族ゲーム」といった初期の森田作品に近い空気に通じるものがあり、懐かしい気分にもなりました。

主演の2人よりも、女優陣の伸びやかな演技が印象に残る映画でもありました。常磐貴子を久々に見たけれど、それほど好きなタイプの女優ではないのに、うまいなあと思ってしまいます。沢尻エリカも端々に「素」な感じが出ていて可愛い。脇役では、アクの強い高嶋政宏の使われ方がよかったです。
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by poyance | 2007-04-30 20:57 | 映画
エリザベスタウン(キャメロン・クロウ、2005年、アメリカ)
b0062149_20545328.jpgWOWOWからハイビジョン録画したものを鑑賞。自分が開発したスポーツシューズが大失敗を招き、会社を破産させたドリュー(オーランド・ブルーム)は急死した父親の葬儀のために、初めて父親の故郷エリザベスタウンを訪れることになるが、行きの飛行機で風変わりなスチュワーデス、クレア(キルスティン・ダンスト)と出会う。

自分に自信を無くした男が、初めて出会う親族や、魅力的な女性と出会って人生やり直そう、って内容のストーリーで、語り尽くされた題材とはいえ、ノリが独特です。中盤まではそれが心地よいのだけれど、後半になると冗漫になりもう少しスッキリさせたらいいのにと思います。ママのワンマンショーと帰りのドライブはそんなに長く要る場面なのか?? 周りにいる人たちが愉快(新婚さんの新郎が傑作)なので、それなりに楽しめましたが。

オーランド・ブルームの主役ものは初めて観たのですが、彼はワキの方が向いているような・・演技もちょっと大げさな気がします。対照的にキルスティンは美人というわけでもないのに、どうしてこう可愛く見えるのか。着ているものもセンスがいいし、彼女の魅力が光る作品になっています。
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by poyance | 2007-04-30 20:55 | 映画
白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々(マルク・ローテムント、2005年、ドイツ)
b0062149_20393426.jpgWOWOWからハイビジョン録画したものを鑑賞。第2次世界大戦中、兄とともに反戦活動をしていた女学生ゾフィー(ユリア・イェンチ)は、大学構内でビラを撒いたとして逮捕され、ゲシュタポの尋問を受ける。あまりにも早く過酷な評決が下され、猶予なく刑が執行される彼女の運命が感情に走ることなく描かれます。

捕まるまではあっという間(「捕まるわけがない」と思っているわりには、下準備がお粗末なのが気になる)で、この映画のメインはゾフィーと尋問官モーアとのやりとりで、このシーンが半分近くを占めます。ほとんどが顔のショットで撮り方に小細工らしいこともしていないのに、スリリングで緊迫感のある画面になっていて、退屈することもありませんでした。ダークなトーンの映像に、ゾフィーがしばしば見上げる「自由」の象徴である空のみ明るい色調にしてあるのが印象的でした。

ユリア・イェンチは、意志の強いゾフィー役を好演しています。「言葉」のみを用いて信念を貫くことで、鋼鉄のような尋問官の思考すらもゆらがせる場面などは静かな興奮を呼び起こします。モーア役のアレクサンダー・ヘルトが見せる心理の微妙な変化もすばらしいです。
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by poyance | 2007-04-30 20:53 | 映画
アンジェラ(リュック・ベッソン、2005年、フランス)
b0062149_21562497.jpgWowowからハイビジョン録画したものを鑑賞。48時間以内に借金を返さないと殺される詐欺師のアンドレ(ジャメル・ドゥブーズ)は、セーヌ河へ身を投げようとしたそのとき、ゴージャスな美女アンジェラ(リー・ラスムッセン)と出会い・・というストーリー。

ベッソンはこの作品で監督業から引退?と聞いたような気がするのですが、正直、どうぞどうぞご苦労様でした、と言ってしまいそうな内容でした・・ 彼は「ニキータ」あたりですでにやりたいことはやってしまったのでしょう。90分という短さとはいえ、退屈なところもあったし、物語にも面白みを感じられませんでした。

ジャメル・ドゥブーズは悪くないと思うので、やはり作る側に問題大な作品でしょうか。リー・ラスムッセンはいかにもベッソン好みな女優さんですね。ホント女優(というか女)の好みが一貫している人だなあ。
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by poyance | 2007-04-21 22:20 | 映画
SAYURI(ロブ・マーシャル、2005年、アメリカ)
b0062149_2039492.jpgWowowからハイビジョン録画したものを鑑賞。数奇な運命をたどった芸者千代の物語・・ともうストーリーを詳しく書く気力もありません。ここは日本のどこですか?という風景(パッと見だけでも京都と奈良と長崎が混ざっていることがわかる)のなかで、どうみても日本の女性に見えない人たちが、とてもおかしなキモノの着こなしで、ところどころに日本語フレーズの入った英語で会話をしている、という珍作です。もうちょっと時代考証が何とかならんもんか、と思います。原作はどうかわからないけれど、映画での物語は「おしんの恋愛メロドラマ」という感じでこれまたのめりこめないのでした。

中国の女優さんたちは悪くはないんだけど、やっぱり着物姿に違和感を感じますね。ウォン・カーウァイの映画ではあんなに素敵だったチャン・ツィイーも魅力が感じられないし(アメリカ版ポスターの写真が嫌なのでイタリア版を貼ってみました)。一方でおカボの工藤夕貴ちゃんは芸者姿がハマっていて、お座敷に出ているときとかほんと少女らしくて可愛かったです。渡辺謙さんは、素のときもそう思うのだけれど、英語のしゃべり方が独特ですね・・ 途中からはダレダレな感じで見ていたのですが、終わりのほうで「プリズン・ブレイク」のケラーマン役の人が出てきて、そこだけハッとなったのでした。
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by poyance | 2007-04-21 21:03 | 映画
キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!(アンドリュー・フレミング、1999年、アメリカ)
b0062149_20571774.jpgスカパー放送を録画したものを鑑賞。実際にあったウォーターゲート事件を題材に、「ディープスロート」と名乗る内部情報提供者が実はちょっとおバカな女子高生たち(キルスティン・ダンストとミシェル・ウィリアムズ)だった、という設定のコメディです(「ディープスロート」は現在では元FBI副長官だと判明していますが・・)。

この事件をよく知らなかったので、ウィキペディアで概要を知ったのですが、ドアに貼ったテープのことなど、うまいこと辻褄を合わせてあります。傑作なのは、証拠テープ中消去された18分30秒が、彼女たちが勝手に吹き込んだ「愛の告白」だったというもの。事件をスッパ抜いた記者たちも間抜けなキャラ(苦手なウィル・フェレル・・)にしてあるのもおかしいです。

なぜこの映画を観ようと思ったかというと、キルスティン&ミシェルのファッションがガーリーな感じでとても可愛かったから。色んな服装で登場してきますが、みんなキュートでした。内容も結構面白く、掘り出し物の作品でした。ミシェル・ウィリアムズはまだまだ幼い感じで、全体的にぷっくりした雰囲気がいいです。キルスティンはこの映画ではとても可愛かった(年とると可愛くなくなっていくのか??)。
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by poyance | 2007-04-12 21:03 | 映画
ナチョ・リブレ 覆面の神様(ジャレッド・ヘス、2006年、アメリカ)
b0062149_20201660.jpgレンタルDVDで鑑賞。メキシコの孤児院で調理係をしている修道士イグナシオ(ジャック・ブラック)は、先生としてやってきたシスター・エンカルナシオンに一目惚れしてしまう。子供たちに粗末な食事しか作ってやれない彼は、大好きなプロレスに出場してお金を稼ごうとするが、プロレスは教会で「罪深きもの」として禁じられていた・・というもの。

「ナポレオン・ダイナマイト」の監督、「スクール・オブ・ロック」の脚本家、そしてジャック・ブラック主演ということでかなり期待して観ました。「ナポレオン」のときのようなオフ・ビート感は健在ですが、前作のように行く末が危ぶまれるほどではなく、適度なユルさになってます。表情豊かなイグナシオとシスターと、無表情な周囲との対照もメリハリがあっていいです。一方で「ナポレオン」ではほとんど希薄だったモラリティ(モラルが無い、ということではなく、「モラル」そのものに無関心、という意味で)が今回結構感じられるのは、脚本家の為せるわざでしょうか。それがらしくない、といえばらしくないですが、脱力系コメディとしてはかなり好きです。メキシコが舞台、というところもツボです。

絵に描いたような物語展開、どう見ても勝てそうにないジャック・ブラックのぷよぷよ体型、シスター・エンカルナシオン(ペネロペ・クルスにウィノナ・ライダーのフレーバーをかけたようなアナ・デ・ラ・レゲラさんがとてもカワイイ)がシスターに見えないところなどはこの際どうでもよく、ジャック・ブラックのクドさを存分に味わえて満足でした。「シスター・エンカルナシオン」の歌、最高です! 
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by poyance | 2007-04-10 20:54 | 映画
ダーク・ウォーター(ウォルター・サレス、2004年、アメリカ)
b0062149_195733.jpgWowowで録画したものを鑑賞。夫と離婚したダリアは、娘セシリアと暮らすために格安の古いアパートに引っ越してきたが、寝室の天井からは絶えず水が漏れている。住居の不備や夫との確執に悩まされるなかで、今度はセシリアがナターシャという「架空の友達」を作っていることに不安を感じはじめる・・というもの。

ホラーものは基本的に観ませんが、ウォルター・サレスが監督、ということで観ました。原作もオリジナル映画も知らないので忠実に作られているかどうかはわかりませんが、ホラー的な部分はほとんどなく、そういう目的で観た人は期待を裏切られると思います。「母親であること」の苦悩が、ダリアの過去をからめて描かれた、一種の「家族映画」です。登場人物一人一人が丁寧に描かれていて、好感の持てる作品でした。

主演のジェニファー・コネリーをはじめ、出演陣もなかなかよかったです。「砂と霧の家」でも感じましたが、ジェニファーは幸薄い女性役がはまってます。管理人のジョン・C・ライリーのいい加減な感じや、弁護士のティム・ロスのさえなさ加減の表現も秀逸です。

それはそうと、ニューヨークってそんなに雨が降るんだろうか? 
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by poyance | 2007-04-10 20:17 | 映画


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