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カテゴリ:映画( 462 )
アカシアの通る道 Las acacias
b0062149_1539316.jpg監督:パブロ・ジョルジェッリ
公開年、制作国:2011年、アルゼンチン/スペイン

WOWOWから録画したものを鑑賞。上司に頼まれて、パラグアイからブエノスアイレスまで、幼い娘を連れた母親を材木運搬用トラックに乗せて連れて行く男の話で、大きな事件もないどころか、セリフも極端に少なくて、トラックの座席を映したシーンが続くだけなのだが、ちょっとしたやりとりを介して二人の心理が少しずつ変化していく様子が伝わってくる。彼らに何があったかまったく説明はないのだけれど、過去に悲しい経験をしたらしい二人がだんだんといとおしく思えてきて、観終わったあとには嬉しい後味が待っている。久しぶりに純粋で優しい気持ちになれる映画を観た。

b0062149_15515225.jpg主役の二人は地味ながらも堅実な演技で好感が持てる。特にルベン役のヘルマン・デ・シルバの顔がいい。子どもに対する控えめな愛情表現が胸を打つ。アナイちゃん(赤ちゃん)が可愛らしいのは言うまでもないが。
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by poyance | 2013-09-23 15:58 | 映画
EVA <エヴァ>  EVA
b0062149_184611.jpg監督:キケ・マイーヨ
公開年、制作国:2011年、スペイン

WOWOWから録画したものを鑑賞。レトロでな味わいのあるスペインのSF。サスペンス仕立てで結末は何となくわかってしまうが、それなりに楽しめる。何よりCGがとても美しく、ロボットの頭脳を映像で組み立てるシーンがとても好きだ。召使い役のロボットや猫ロボットなど脇の存在も楽しい。インテリアや外の世界の風景も雰囲気があってよい。

ダニエル・ブリュールはヨーロッパ各国で活躍してますね。お兄さん役の人も、エヴァの母親役の人もルックスが素敵でいい感じです。しかし何よりもエヴァ役のクラウディア・ベガちゃんの小生意気な可愛さが際立つ。真っ赤なコートがお似合いです。
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by poyance | 2013-09-16 18:19 | 映画
テイク・ディス・ワルツ Take this waltz
b0062149_17472670.jpg監督:サラ・ポーリー
公開年、制作国:2011年、カナダ

レンタルDVDにて鑑賞。友人がこの映画を絶賛していたので観たのだが、だんだんミシェル・ウィリアムズ演じる主人公がその友人にしか見えなくなり、さらに彼女が惹かれる男性役の俳優が彼女の元カレを思わせる風貌だったので、鑑賞後はとても複雑な気分になる。子どもっぽい愛し方しかしてくれない旦那と常に刺激を与えてくれる危険な男との間で揺れる女性の心理の描き方がリアルだ。ただしロマンチックな結末で終わらないところが、この監督らしい。ちなみにこの映画の原題は、レナード・コーエンの曲から採られたもので、その曲自体も流れるのだけれどそのシーンは少々ショッキングです‥‥

この映画でのミシェル・ウィリアムズはとても可愛らしくて魅力的だ。彼女の住む家のインテリアや着こなす衣装もとても素敵なので、それを観るだけでも価値がある。旦那役のセス・ローゲンもキャラに合った役柄で、自分のコメディ映画に出ているときよりずっといい。私はこっちの旦那のほうが可愛くていいけどね〜 料理もうまいし(笑。
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by poyance | 2013-09-16 18:00 | 映画
きっと ここが帰る場所 This must be the place
b0062149_17363947.jpg監督:パオロ・ソレンティーノ
公開年、制作国:2011年、イタリア/フランス/アイルランド

あまり事前情報を得ずレンタルDVDにて鑑賞。あのショーン・ペンが、キュアーのロバート・スミスのようなルックスでボソボソつぶやいているのを観ているだけでも楽しかったのだが、デヴィッド・バーンまでが出演しておまけに歌まで披露しているとは驚いた。その後でこの原題がトーキング・ヘッズの曲のタイトルだったことに気づく。

中盤からロード・ムーヴィーと化してまたこれも思いもよらない展開になるが、最後にビルドゥングス・ロマンに落ち着くところがちょっと残念だろうか。ロックな格好=子どもっぽい、という図式が典型的な考え方すぎて気になりました‥‥全体としては面白く観られたけれど。
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by poyance | 2013-09-16 17:45 | 映画
ルルドの泉で Lourdes
b0062149_17203338.jpg監督:ジェシカ・ハウスナー
公開年、制作国:2009年、オーストリア/フランス/ドイツ

WOWOWから録画したものを鑑賞。奇蹟というのは人間が切実に願うものだが、ひとたびそれが起きた(ように見えた)とき、周囲はそれを手放しで喜んだり受け入れたりするわけではなく、複雑な思いを行き交わす。それをカトリックの聖地でありながら、ほとんどテーマパークのような観光地化された場所となったルルドで展開させるという、シビアで大胆な作品。ところどころに見られる冷たい、というか意地悪な描き方が女性監督ならではの視点を感じさせる。ミヒャエル・ハネケのもとで仕事もしたそうなので、後味の悪さはそれを受け継いだものか。しかし、決して嫌いではない、観ていて引き込まれる作品だった。

主演のシルヴィー・テステューも、障害者という役柄ながら、同情を誘うどころかこちらを不愉快にさせるような人物を冷静に演じている。今をときめくレア・セドゥーも出演して、健康的なお色気を振りまいてます。最後のカラオケシーンが可愛い。
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by poyance | 2013-09-16 17:31 | 映画
屋根裏部屋のマリアたち Les femmes du 6ème étage
b0062149_1724865.jpg監督:フィリップ・ル・ゲ
公開年、制作国:2010年、フランス

WOWOWから録画したものを鑑賞。フランスにメイドとして出稼ぎに来たスペインの女性たちの物語だが、演じているのがアルモドバル映画でもおなじみの女優さんが多く、さらに主演がファブリス・ルキーニという魅力的なキャストで、特に新しいものは見当たらないけれど、予想を裏切らない楽しい映画だった。このバイタリティあふれるスペインのメイドさんたちを見ているだけで元気になる。ファブリス・ルキーニもさすがにお年を召しましたが素敵です。
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by poyance | 2013-09-16 17:11 | 映画
幸せの行方...  All good things
b0062149_16531816.jpg監督:アンドリュー・ジャレッキー
公開年、制作国:2010年、アメリカ

WOWOWから録画したものを鑑賞。最近長文を書く気力がないので、簡単に書くことにする。といってもこれは観てからすでに2か月ほど経ってしまっている・・ 二人が結ばれるまでの前半とその後の後半とで雰囲気が変わってしまう(このごろそういうタイプの映画をよく観ているような気がする)作品。ライアン・ゴズリングはどこか普通でない人物をよく演じるがこれもそうだった。キルステン・ダンストは自分でも改心の作だと認めているように、熱のこもった演技である。何でも実話をもとにしている作品で、そのモデルとなった男性が撮影を見に来たらしいとか・・ そっちのほうが怖いです・・
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by poyance | 2013-09-16 17:00 | 映画
ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜 The Help
b0062149_2062432.jpg監督:テイト・テイラー
公開年、制作国:2011年、アメリカ

WOWOWから録画したものを鑑賞。実はこれは『それでも、愛してる』より前に観た映画(アップするのを忘れていた)。60年代の南部の黒人差別を正面から扱ったもので、当時のインテリアやファッションを見るのは楽しいけれど、それぞれの人物のキャラクターが明確すぎて、いい人悪い人の境界がはっきりしているなど、物語自体に新しさや深みは感じられない。それでも暴露本がどうなるのか行く末は気になるし、キャストの力のおかげもあり、146分は長くは感じなかった。

中心となるのはスキーター役のエマ・ストーンと、エイビリーン役のヴィオラ・デイヴィスで、もちろん彼女たちも頑張っているのだが、それにも増して脇役陣がすばらしい。特にオスカーを穫ったオクタヴィア・スペンサーがチャーミングで一瞬で好きになった。彼女とからむジェシカ・チャステインもキュートだし、シシー・スペイセクも全体のスパイスとなっている。私の大好きなブライス・ダラス・ハワードは、今回ヒリーというヒール役なのは悲しいが、悪役に徹する姿は、エマ・ストーンよりも強い印象を与えていると思う。
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by poyance | 2013-07-07 20:25 | 映画
幸せの教室 Larry Crowne
b0062149_19472069.jpg監督:トム・ハンクス
公開年、制作国:2011年、アメリカ

WOWOWから録画したものを鑑賞。このところ重いテーマの作品ばかり観てきたので、なんにも考えなくていい感じの映画が観たくなり、こちらをチョイスしたら本当に期待通りだった(笑)。出てくる人はみんないいヤツばかり、主人公は最初に挫折を味わうけれど、頑張ったらだんだん道が開けてきて、希望が出てくる(そして、女性にもモテる)。わかりやすーい、うまく行き過ぎの映画なのだけれども、ふしぎと嫌悪感を覚えないのは、脚本がそれなりによくできているのもあるだろうが、全体に漂う上品さもその一因だろう。主人公のラリーも言われるように、「ジェントルマン」な作品なんですね。トム・ハンクスとジュリア・ロバーツのコンビに、だれも不幸な結末を望まないでしょう。

主演の二人はもちろんこちらが期待する通りのイメージと演技。そのほかのキャストもみんな魅力的で、特に黒人の俳優たちが輝いている。タリア役が印象的なググ・バサ=ローは、どこかで見たなあと思ったら、キーファー・サザーランド主演のドラマ『TOUCH』に出ていた人だった。タラジ・P・ヘンソンはこういう気のいいおかみさんの役をやらせたらピカイチですね。
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by poyance | 2013-07-07 20:02 | 映画
SHAME -シェイム- Shame
b0062149_193735.jpg監督:スティーヴ・マックィーン
公開年、制作国:2011年、イギリス

WOWOWから録画したものを鑑賞。これでもか、というくらいの性描写が次々と続くのだが不思議といやらしさを感じないのは、スタイリッシュで抑えたトーンの映像や、快楽というより苦痛に歪んでいるように見える主人公ブランドンの表情(まるで「行」を積んでいるようにさえ見える)、そしてこれらの行為のほとんどに愛情が伴っていないという事実によるためだろうか。彼らは人間と人間がまるで機械じかけの人形のようにただ動いているだけで、お互いの顔を見ようともしない。だからこそ、彼が唯一まともにつきあおうとした同僚の女性との行為は体温を感じさせるタッチで長く描写されるのであり、結局ブランドンはその温かい世界に入れないという結果を迎える。おそらく相手と正面から向きあおうとすれば、妹とのように傷つけあう関係になってしまうのだろう。後半の展開は取ってつけた感じもしなくはないが、ラストシーンは印象的だ。

マイケル・ファスベンダーは終始冷静にこのチャレンジングな役を演じているが、後々までトラウマになりそうだ‥‥ 妹役でキャリー・マリガンが出ているがこちらも男に依存してしまうダメな女を好演している。彼らが地下鉄の駅でたわいもない会話をするシーンは、唯一ほっとできるシーンでもあり、とてもよかった。
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by poyance | 2013-07-07 19:45 | 映画


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