WOWOWから録画したものを鑑賞。「ギャング映画は撮らない」と宣言したものの、次回作のアイディアが浮かばず試行錯誤する映画監督、キタノ・タケシの物語。
ナンセンスものの北野作品をひさびさに観ました。評判が相当悪いのでツラかったら途中で観るのをやめようと思っていたのですが、「これは面白いのか?」と疑問を呈しつつも結局最後まで観てしまいました。小津、ベタな恋愛もの、おそらく三丁目の夕日のパロディなどの断片で前半は進み、後半はSFと称しつつ物語の展開がえらくおかしくなっていきます。パロディ部分もいいけど、後半のハチャメチャぶりのほうが結構好きでした。ブニュエルの「自由の幻想」のギャグ版みたいに感じました。もっともそのギャグの大半は笑えないのですが。ヨーロッパの観客を意識したギャグ(ジダンのネタは不覚にも笑ってしまった)もありましたが、ベネチアでの反応はどうだったんだろうか。 北野映画におなじみの面々も出ていますが、今回は内田有紀がとても印象的で最初に登場したときはペネロペ・クルスみたいでした。そして江守徹のぶっとびぶりがすごかった。それほど出演時間は多くないもののあの怪演は忘れられそうにありません。
by poyance
| 2008-09-29 20:55
| 映画
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