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絶対の愛(キム・ギドク、2006年、韓国/日本)
b0062149_1542414.jpgWOWOWから録画したものを鑑賞。恋人ジウ(ハ・ジョンウ)に飽きられるのを恐れたセヒ(ソン・ヒョナ)は、美容整形で別人になり、スェヒと名乗ってジウに近づく。ジウはそれに気がつかず、セヒへの思いを断ち切れないまま、スェヒにも惹かれていく・・

「弓」が興味深かった監督のその次の作品です。今回は一見都会のラブロマンスものみたいですが、ミステリー仕立てにもなっており、さらにどこか違和感のある、というよりも笑えてしまうような演出がしてあります。整形後の顔を隠すマスクに大きなハートマークがついているとか、セヒが整形前の顔をお面にしてジウに会うとか、水槽に入ったカニ越しにシリアスな話をする男たちを映すとか、狙ってやっているのかと思えるほどの不自然さです(重要な場所としてしばしば出てくる「彫刻公園」は、実際にあるスポットなんだろうけれど、そこに所狭しと置かれている彫刻に統一感が感じられず、こちらも不思議な空間でした)。日本のATG系の映画などを思い出させるのだけれど、それと比べてもちょっと古くさい感じがします。一方で映像に関しては色の深みが美しく、「弓」でも感じましたがこの監督の色使いのセンスはとても好きです。それはそうと、パク・チャヌク作品でも思ったのですが、韓国のインテリアはダークな色使いが主流なんでしょうか。黒やこげ茶など渋いカラーが目につきました。

韓国の女優さんは美しい人が多いと思うのだけれど、この作品に出てくる人はアクが強くてきれいに思えませんでした。男優もそれほど魅力を感じられなかったです。チョイ役で「弓」の女の子と仲良くなる青年の人が出ていました。

なんだかんだ言ってこの監督の作品は結構気になります。他の作品もまた見てみようと思います。
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by poyance | 2008-07-07 02:21 | 映画
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