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ショーガール(ポール・ヴァーホーヴェン、1995年、アメリカ)
b0062149_232324.jpgスカパー(ムービープラス)から録画したものを鑑賞。ダンサーになるべくラスベガスへやってきたノエミ(エリザベス・バークレイ)は、ヒッチハイクした男に荷物を騙しとられ途方に暮れていたが、親切なモリー(ジーナ・ラヴェラ)の好意で彼女の家の居候となる。モリーはベガスの有名なトップレス・ショーの裏方として働いていたが、そこへ連れられたノエミはトップ・ダンサーのクリスタル(ジーナ・ガーション)に激しくライバル心を燃やす。一方でクリスタルも何かとノエミにちょっかいを出す・・

その年の最低映画賞と最低主演女優賞などワースト賞総なめ、さらには99年に「この10年最低映画賞」までも獲得したのに、なぜ?というぐらい楽しめる作品です。数分おきぐらいの割合で女性の裸体が出てくるわけですが、皆さん堂々たる脱ぎっぷりなのでエロいとはあまり思えません。実際の濡れ場といえば1回ぐらいだし、それもヤッてるというより激しすぎて戦闘シーンみたい。ノエミが最後に見せる暴力シーンと等価に描かれています。

この監督を評して「すべてをバカバカしく演出する」だの、「バカバカしいことを大真面目にやっている」だのという表現が見られたのですが、本当にその通りで、それこそがこの監督の持ち味なんですね〜。それが凝縮されているのが何度も展開されるショーで、はぎ取られるためだけに存在する衣装にしろ、「ガオーッ」って感じの振付にしろ、全体の演出にしろいちいち笑える。

主演のエリザベス・バークレイは、正直顔立ちも大味だし、演技も踊りもドタバタした感じでそううまいとは思えませんが、体のラインや自信たっぷりな立ち居振る舞いが美しい。キメキメのメイクも好きです。しかしこの映画で際立つのは何といってもクリスタル役のジーナ・ガーションで、その肝のすわったアネゴっぷりがすばらしい。文字通りの「ゴッデス(女神)」で、あまりのカッコよさに見ていてクラクラしてきます。

それにしても出てくる男たちがみんなサイテーなのはどうよ。あのクーパー捜査官(カイル・マクラクラン)がこんなやな感じの役をやるのはちょっとサビシイ。でもそのサイテー男のトップに挙げられるヒッチハイク男がコケにされる最後のシーンも含め、みんなしっぺ返しを食らうのはスカッとしました。
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by poyance | 2008-03-19 02:36 | 映画
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