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記憶の棘(ジョナサン・グレイザー、2004年、アメリカ)
b0062149_21582141.jpgWOWOWから録画したものを鑑賞。亡くした夫ショーンへの思いを完全に断ち切れないまま、再婚を決意したアナ(ニコール・キッドマン)の前に、自分はショーンだと主張する少年が現れる。いたずらだと思って相手にしなかったアナだが、2人しか知らない秘密を次々と言い当てられて、次第にショーンその人だと信じ始める・・

ブラウン〜グレーの色調、演出も抑制され、ニコールもショートカットで非常にシンプルな服装という、ミニマルな映像による「雰囲気」ある作品ですが、何か現実感がない。主役が(常々非現実的な役のほうが似合うと思っている)ニコールであるということもそうだし、ショーンが10歳の小学生、というのもあまり説得力がない。ショーン役の少年キャメロン・ブライト君も、意思は強そうだけれど、見た目が本当に子供子供してるし。最後まで観ても自分が子供時代のころを考えたら、やっぱり納得できない(笑)。12歳、ならまだ考えられたかもしれない。

とはいえ、サスペンス的な見方もできるし、脇役のローレン・バコールの大物オーラやアン・ヘッシュのいかがわしさもあり、そこそこは楽しめます。ただサントラが妙に高揚感がある音楽で、それが映像にそぐわない気がします。この人は音楽プロモ畑出身で、ビデオ・クリップ集(レディオヘッドの「カーマ・ポリス」など)も持っていてわりと好きな監督なのにな〜。
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by poyance | 2007-11-18 21:57 | 映画
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