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世界(ジャ・ジャンクー、2004年、日本/中国/フランス)
b0062149_229553.jpgDVDで購入したままだったジャ・ジャンクーの長編第4作をようやく鑑賞(家人はあまりアジア映画に興味がないのでなかなか観る機会が巡ってこないのです)。北京にある「世界公園」(各国の観光名所がミニチュアとなって集まっている)でダンサーとして働くタオ(チャオ・タオ)とその周囲の若者たちの群像劇。

これまでの地方都市から舞台が北京へ移ったということもあるけれど、映像や音楽が非常にスタイリッシュになりびっくりです(オフィス北野のサポートも一因?)。携帯電話、CG映像など現代的なアイテムも多く登場して、急激な変化を遂げる中国の現在に向き合った作品です。一方でショウビズに携わる若者たちを扱った点では、「プラットホーム」のその後、というイメージもあるし、若者たちは国の急発展に内面的にはついていけていない、という「青の稲妻」からのテーマも踏襲されていて、ジャ・ジャンクーらしさは変わっていない印象を受けます。ところどころに「見出し」が出て来たり、携帯でのメール場面になると、なぜかアニメーションになるのはちょっと不思議でしたが、この人の世界観はいつもしっくりくるので今回も安心して観ていました。

チャオ・タオはずっとジャ・ジャンクーものに出ていますが、変わらないですね。取り立てて美人というわけではないですが、独特の存在感があります。長編処女作からずっと出ているワン・ホンウェイが今回も出ていて、彼もお世辞にも美男とはいえないですが、出てくると嬉しくなる俳優さんです。
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by poyance | 2007-07-02 02:37 | 映画
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