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トゥモロー・ワールド(アルフォンソ・キュアロン、2006年、アメリカ/イギリス)
b0062149_1591986.jpgレンタルDVDで鑑賞。女性に生殖能力が失われた近未来のイギリス。エネルギー省に勤めるセオ(クライヴ・オーウェン)は、元妻で FISH と名乗る反政府組織で活動しているジュリアン(ジュリアン・ムーア)に、入国拒否された移民の少女キー(クレア=ホープ・アシティ)の通行証を手配するよう頼まれるが、その少女は妊娠していた・・という展開。

アクションを交えたSFものと思っていたら、全くテイストが違いました。非常に抑制された作りで、灰色がかった色を感じさせない映像がよりストイックさを引き立てています。生殖能力がなぜ失われたとか、少女がなぜ妊娠できたか、またジュリアンたちが少女を送り届けようとする団体は何者なのか、など謎の多い物語ですが、あまり気になることなく物語に没頭できました。戦闘シーンや終わり方も、派手派手しい盛り上げ方をせず、全体的に映画作りへの真摯な姿勢が感じられる作品でした。イギリスのSFものってハリウッドものとは違う面白さがあるんですね。

主役のクライヴ・オーウェンをはじめ、出演者もなかなかよかったです。ジュリアン・ムーアは出番があんなに少ないとは思わなかったけれども・・ クライヴ・オーウェンはやつれていても、顔が濃いいのは相変わらずです。ジャスパーはどこかで見た人だ・・と思ったら、マイケル・ケインでした。今回のヒッピー老人の化けっぷりは見事です。そして、「キンキー・ブーツ」で華やかなローラさんを演じていたキウェテル・イジョフォーが、今回とても男くさい役で出てきて、その偶然にびっくりです。
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by poyance | 2007-06-10 20:58 | 映画
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