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リトル・ミス・サンシャイン(ジョナサン・デイトン/ヴァレリー・ファリス、2006年、アメリカ)
b0062149_20391232.jpgミニシアター系劇場で鑑賞。説得力に欠ける自己啓発セミナーを主催する父、ジャンキーの祖父、ニーチェを信奉し無口を貫く兄、自称プルースト研究第一人者でゲイの伯父、がさつながらも家族を愛する母らと、少女オリーヴは念願の美少女コンテスト「リトル・ミス・サンシャイン」の会場へと向かう・・という物語。

妙な家族の映画、といえば「ロイヤル・テネンバウムズ」だとか去年観た「バス男」などが思い浮かびますが、この作品では家族それぞれのキャラが立ちすぎてるかといえばそうでもなくて、やり取りがとても自然です。家族はそれぞれのやり方で他の家族を思っている、というところもいやらしい描き方をしておらず、かえってそれが涙を誘いちょっと困りました(家じゃないので・・)。

オリーヴはどうみても美少女コンテストに出るタイプの女の子ではない(ぽっこりしたお腹が妙に印象的)のだけれど、天真爛漫でとても可愛らしいです。逆にコンテストに出場した他の女の子たちがコワすぎです。多少デフォルメもあるとは思うけれど、子供用ミスコンってあんな感じなんだろうな・・ しかしこのコンテストのクライマックスがああなるとは誰が予測できたでしょうか。伏線は思いっきり引かれているのは後になってみればわかるのだけれど、あまりにも意表をつく結末でした。でもそれがとても後味よくまとめられていて、とてもいい気分になる映画です。

キャスティングも非常によいです。これはもともと父役のグレッグ・キニアに期待して行ったのですが、他の家族のほうに目が行ってしまいました。おじいちゃんのアラン・アーキンのぶっとび感、伯父さんのスティーヴ・カレルのちょっと嫌味なインテリ臭さもよいし、お母さんのトニ・コレットのさばさばしたところも好きです。兄ドウェインのポール・ダノ、そしてオリーヴを演じたアビゲイル・ブレスリンちゃんは将来期待大ですね〜。

ところで、この映画を観ていたらむしょうにフライド・チキンが食べたくなりました。あのすごくジャンクな食卓シーンが目に焼き付いてます。
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by poyance | 2007-02-05 21:09 | 映画
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