WOWOWからハードディスクに録画したものを鑑賞。やり手の弁護士ながらエイズに冒されているアンドリュー・ベケット(トム・ハンクス)は、ある日突然事務所から解雇されてしまい、それを病のための不当解雇だとして事務所を訴えるために弁護士ジョー(デンゼル・ワシントン)に依頼する・・というもの。
エイズや同性愛の問題も多く盛り込まれているけれども、基本的には法廷劇です。前に「12人の優しい日本人」を観たときにも感じたことですが、法廷では真実そのものよりも、いかに陪審員達を自分の意見の方へ誘導できるか、ということが重要であり、この映画でも結局アンドリューがエイズのために解雇された、ということが明確にされているわけではありません。事務所の上司4人組のなかで唯一アンドリューに同情的だった人も、彼が解雇される前にエイズだと気づいていた、ということしか述べていないし・・ この国でもやがて始まるこの制度について考えさせられる内容でした。本筋とは別の部分では、アンドリューとジョー、それぞれの家族が温かく描かれているところが印象的でした。 14年も前の映画なので、出てくる人たちがみんな若くて初々しいです。トム・ハンクスは相当体重を減らしたんだろうな〜。そして恋人役のアントニオ・バンデラスがなんて薄味! 今みたいなプンプンの男臭さがまったくありません。彼らを取り巻く人たちと比べてこの2人があまりゲイ・カップルに見えないのは難と言えば難でしょうか・・ デンゼル・ワシントンも正義感をふりかざすようなイヤミな役柄ではなく、結構人間臭い感じの弁護士役でなかなか好感が持てます。
by poyance
| 2007-02-05 20:36
| 映画
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