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ナナメ見映画は続く
ハードディスク整理に追われる日々です。すべてWOWOWで録画したものを観ました。

b0062149_2262349.jpgまずは「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」(ブラッド・シルバーリング、2004年、アメリカ)。謎の火事で両親を亡くした3兄弟の遺産を、遠い親戚のオラフ公爵(ジム・キャリー)が執拗に狙う・・という物語。久々に濃いーいジム・キャリー(アカデミーのメイクアップ賞を受賞しただけあって、しゃべっていなかったら本人とわからないくらいの変貌ぶり)の演技を観ました。3兄弟の子供たちがかわいくて、特にヴァイオレット役のソニンちゃん似の女の子が、ゴス趣味の衣装ともども魅力的でした。脇役のビリー・コノリー(ヘビおじさん)やメリル・ストリープ(心配性のおばさん:最近こういう役を楽しそうに演じてますね)もいい味出してるし、ちょっと影のある美術やアニメーションも好みでこれは、メディアに残しました。


b0062149_22184045.jpg次は「レオポルド・ブルームへの手紙」(メヒディ・ノウロジアン、2002年、イギリス/アメリカ)。ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』をモチーフに、「罪の子」として生まれたレオポルドと彼が手紙を出した囚人スティーヴンの物語が描かれます。といっても(ここからネタバレ?です)彼ら二人は結局同一人物ということなのですよね?? 私は最初から過去の追想シーンはすべて囚人の過去の物語として見ていたので、最後の謎解き?のような場面も何だかピンとこないまま終わってしまいました。ジョゼフ・ファインズをはじめ、俳優陣はなかなかよかったです。ただし10代の役をするジョゼフは少々無理があるような・・ デニス・ホッパーは最近イカれたオヤジ以外の役をしているのを見たことがない気がします。久々の俳優姿のサム・シェパードはやっぱりいい人だったので安心しました。


b0062149_0451736.jpgお次は「そして、ひと粒のひかり」(ジョシュア・マーストン、2004年、アメリカ/コロンビア)。仕事にも家庭にも不満を抱き、おまけに好きでもない男の子供を宿してしまったマリアは、大金が手に入るという話にのって、麻薬の運び屋の引き受けてしまう・・というもの。抑制された演出とマリア役のカタリーナ・サンディノ・モレノの意志の強そうな顔が印象的です。小分けにした麻薬を飲み込む場面を見ているとこっちもウッとなります。邦題は意味不明ですね・・



b0062149_054672.jpg最後は「誰も知らない」(是枝裕和、2004年、日本)。身勝手な母親に置き去りにされた4兄弟が、周囲に気づかれぬまま子供たちだけで学校にも行かず暮らすうちに・・という実話をもとにした作品。これも静かな演出で、子供たちの演技が自然に見えます。体の一部のみを映したシーンが多用されていて、それが非常に効果的です。カンヌ主演男優賞の柳楽くんだけでなく、子役全員がすばらしく、とくに長女の京子役の北浦愛ちゃんは、自分の姪にとてもよく似ていたこともあって、お年玉のエピソードのときなどは何だかやけに悲しかったです。
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by poyance | 2006-10-14 01:13 | 映画
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