ナナメ見でもないけれど、じっくり腰を据えて観たわけでもない映画ばかりです・・
まずは「キューティー・ブロンド/ハッピーMAX」(チャールズ・ハーマン=ワームフェルド、2003年、アメリカ)。前作を観たので、一応WOWOWでチェックしました。リース・ウィザースプーンのエルは適役だと思うけれど、どうもこの人自体はあまり好きになれない・・ ストーリーも今回は舞台が政界で現実感があまりにもないです。それなりに楽しめるけれど、後に何も残らない感じ。「ER」のアビーママ(よく出くわすなあ)と、「24」のクロエが出ています。 次は昨日民放の深夜放送していた「クライ・ベイビー」(ジョン・ウォーターズ、1990年、アメリカ)。ジョニー・デップが若い! しかしジョニー・デップが主演している、ということを忘れるくらい映画そのものが変テコです。出てくる人が(特に女の人が)メチャ個性的な風貌の人ばかりだなあと思っていたら、監督は「ピンク・フラミンゴ」の人でした(といってもこの映画を観ているわけではないですが)。イギー・ポップなんて人もさりげなく(というよりこの強烈な出演陣の中ではひどく地味に感じる)出てます。ストーリー自体はわりとまともとはいえ、この出演者で、ロカビリータッチのミュージカル仕立て、おまけに奇妙なファンタジーの味つけをされていて、何とも言われぬ後味。「ワイルド・アット・ハート」が好みな人は好きかもしれない。私は結構好きでした。 最後は「バス男〜ナポレオン・ダイナマイト〜」(ジャレッド・ヘス、2004年、アメリカ)、WOWOWで録画して鑑賞。偶然にも最近「電車男」もテレビでチラリ観たんですけど、それをもじったこのタイトルと実際の映画内容はほとんど関連ないです。オタクで風采の上がらないナポレオン君の学校生活を中心に描いたオフ・ビート(それもかなりオフ・ビート)な作品です。ナポレオン周辺の人たちがほとんど無表情で、小さなネタのつぎはぎがえんえん続くので、前半の段階ではどうなるのかと思ったけれど、後半に行くにつれてはまってきました。クライマックスのジャミロクワイの Canned Heat で踊りまくる(しかしノリノリ、という感じでもない)シーンを観た時点で、この映画をメディアに残すことに決定。この映画に登場する俳優さんたちも結構個性的な人が多いですが、ナポレオン役のジョン・ヘダー君の素顔を後で確認したらえらく爽やかなのでびっくりしました。デビー役の女の子(ティナ・マジョリーノ)も可愛い。タイトルバックのいかにも「アメリカ的」な食べ物の使い方(これはナポレオンの兄キップ役のアーロン・ルーエルが担当したそう)や、景色や住居全体の撮り方も好きだったので、ジャック・ブラック主演の次作も気になります。
by poyance
| 2006-10-01 20:47
| 映画
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