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アカデミー賞発表
b0062149_12395493.jpg第78回アカデミー賞が発表されました。今回は大作よりも、地味目ながら内容の濃い作品に注目が集まっていたようで、前回とはかなりトーンが異なっていましたが、興味深い作品・俳優が多数登場してとても興味深かったです。
前評判の高かった「ブロークバック・マウンテン」が主要賞を独占するのかと思いきや、色々な作品に分配される結果となりました。なかでも最後の作品賞が「クラッシュ」になったときは会場もどよめいていました。1つの事故に集結していく群像劇、というのは最近よくある手法のように思えるのですが、この作品は編集賞も獲得しているので、その辺りの見せ方がうまいのでしょう。「21グラム」並みに重そうなテーマに、マット・ディロンやドン・チードルなどの俳優陣が挑んでいるのも気になります。

b0062149_12493199.jpg「ブロークバック・マウンテン」は監督賞、脚色賞などを受賞したものの、結局3賞どまり。同性愛を扱った映画で、かつアジア系の監督作品である、ということで、多くの賞にノミネートされたはいいが、投票段階になってアカデミーの保守的な面が現れてしまったのか、はたまた今回は優れた作品が多かった、というべきなのか。実際に候補作を見ていないので何ともいえませんが、予想以上に少ない受賞だったように思います。それでもアン・リー監督、嬉しそうでしたね。この監督さんはとても「癒し顔」の人なので、彼がニコニコしているところを見ているだけで、こっちもホンワカした気分にさせられます。




b0062149_1256176.jpg主演男優賞の発表のときは、思わずガッツポーズになってしまいました。脇役として作品のスパイス的な存在であることが多かったフィリップ・シーモア・ホフマンにこの賞が授与されて、よかったよかった。もともとこの俳優さんがとても好きだし、作品自体も面白そうなので、ぜひ観たいですね。今まで短編集しか読んでいなかったのですが、カポーティという人物自体興味深いし、公開されるまでに題材になっている『冷血』も読んでおきたいです。

今回のアカデミーは全体的に渋い雰囲気でした。ジョン・スチュアートが生真面目に飛ばすジョークもおかしくて、最近の司会者のなかではかなり好きなほうです。会場のセットもシルバーの色調だったし、女優さんたちのドレスもわりと抑えた感じ(色やデザインよりも、刺繍だとかディテールでゴージャス感を出している人が多かったです)でした。そのなかで目立っていたのが、視覚効果賞を発表したベン・スティーラーの黄緑タイツ姿。あれには大笑いしました!
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by poyance | 2006-03-07 13:23 | 映画
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