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ライフ・アクアティック(ウェス・アンダーソン、2004年、アメリカ)
b0062149_11585043.jpg出演者がまったく我が家好みのこの作品がDVD発売されているのにやっと気がつき、早速取り寄せて鑑賞。タイトルから水中をあれこれ探検するアドベンチャーものかと思いきや、前半は主人公の探検家ズィスー(ビル・マーレイ)と探検隊員、撮影クルー(彼らが身につけているユニフォーム(赤いキャップやブルーのセーター)が、とても可愛らしかった。あのアディダスのズィスー・モデルも欲しいなあ)、妻(途中で離婚)、新聞記者、そして自称息子らをめぐる人間模様に重きが置かれるあたりは、前作の「ザ・ロイヤルテネンバウムズ」と似ています。よく考えてみたら、ここに出てくる人たちは誰一人「血のつながり」がない(「息子」というのも結局謎だし)のだけど、彼らには奇妙な一体感があり、最後に潜水艇に全員乗り組んだときなどは、大家族のようです。

b0062149_1159109.jpgズィスーのモデルはフランスの海洋生物学者ジャック・イヴ・クストーだそうですが、「ジャガー鮫」をはじめ登場する生物たちがファンタジックなので、どちらかというと川口浩みたいな怪しい探検家に見えます。「ドキュメンタリー」という設定のなかで、そういうリアリティのなさがヘンな味になっていて、不思議な雰囲気を作り出しています。
俳優陣は、それぞれ面白かった。ビル・マーレイはこういう表情に起伏の無い人物を演じさせると抜群ですね。ケイト・ブランシェット(お腹は本物ですよね)は実にさまざまなタイプの人物を演じていますが、今回もいい感じ。いちばんオカシイのはウィレム・デフォー。女々しいというか情けないというか、この人がこんな役を演じている、と思っただけで笑えます(昔はキリスト様とか演じていたのに・・)。
アコースティック・ヴァージョンのデヴィッド・ボウイをはじめ、音楽もさりげなくてよかったです。音楽担当はディーヴォの人だとか。なるほどあのピコピコ感はそういうわけなのか・・
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by poyance | 2005-10-04 20:58 | 映画
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