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ロング・エンゲージメント(ジャン=ピエール・ジュネ、2004年、フランス)
b0062149_2392313.jpg「アメリ」とほぼ同じスタッフで制作されたジュネの次作がDVD化されたのを鑑賞。前作同様濃密な映像は変わらない一方、全体の色調は非常に抑えられ、モノトーンに近いぐらいです。細かな部分にこだわるところとか、ある些細な事柄が意外な展開につながるところとかは、「アメリ」の雰囲気と似ています。ストーリーは「戦死したという婚約者が実は生きのびているのではないか」という謎を、主人公マチルドの執拗な追跡で少しずつ解き明かしていく、というものですが、最初兵士たちが軍帽をかぶっているし、同じようなヒゲをはやしているし、画面が薄暗いので、誰が誰だかよくわからず、謎解きの進み方が中盤くらいまでよくわからないまま観ていました。「アメリ」が大好きだった人は、これを観るとあのカラフルでハッピーなテイストがないので、少しとまどうかもしれません。
おいしそうにものを食べるシーンが多かったことや、マチルドのお洋服や部屋のインテリアが繊細で可愛らしかったことなど、本筋とは関係ない部分で十分楽しめたので、満足でした。マネクが戦場で嬉しそうに食べるショコラやハチミツのタルティーヌとか、マチルド一家の食卓(クレープやセレスタン・プーにふるまう食事)とか、垂涎もの。1920年代のファッションも素敵で、レースのブラウスやプリーツのロングスカートなど、今でも着てみたいと思わせるものばかり(もともとクラシックな服装が好きなので)。
中心人物の2人くらいしか配役を知らなかったので、意外なところに意外な人が使われているキャスティングも面白かったです。「アメリ」に出ていた何人かやチェッキー・カリョはともかく、ジョディー・フォスター! 何でこんなところに! という感じで出ています。彼女自身が監督の熱烈なファンなのか、その逆か? なんでしょうか。それからえらく個性的な顔のオジサンが出てるなーと思っていたら、ドニ・ラヴァン! CFCで最近話題になっていたのに、見終わってもまったく気づかなかったことにショックです。あれは絶対老けメークだよね??
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by poyance | 2005-08-21 01:29 | 映画
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