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オーシャンズ12 (スティーヴン・ソダーバーグ、2004年、アメリカ)
オーシャンズ12 (スティーヴン・ソダーバーグ、2004年、アメリカ)_b0062149_2151296.jpgこちらも第2弾もの。前回の豪華メンバーに加え、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(家人が大好き!)とヴァンサン・カッセルが新たにキャストに入ってさらにパワーアップ! と思いきや、何なのこの中身の無さは‥‥。今回の11人は前回ベネディクト(アンディ・ガルシア)の金庫からまんまと大金を奪った人たちとは思えないくらい冴えません。ウハウハ状態で3年も経つとこうも変わるものなんでしょうか。おまけにナイト・フォックス(カッセル)さんが彼らに勝負を挑む理由が、「1番の泥棒」の座を奪回するためっつうのも、頭がいい人に見えませんよ〜(結構好きな俳優さんなのに‥‥)。
全体的にオフ・ビートな場面が多く、まったりしてます。もともとそういうのは嫌いではないし、ソダーバーグ監督の出世作「セックスと嘘とビデオテープ」ではそれが魅力的だったのに、今回はとても「無駄」な部分に見えて、退屈しました。余計な部分はそぎ落としてタイトな感じに仕上げたらよかったのに‥‥。どうも内輪だけで盛り上がって作っちゃいました、という印象が強かったです。
唯一笑えたのは、マット・デイモン演ずるライナス(って名前がすごくマット君にぴったり!)が、この前に見た「ボーン・スプレマシー」のジェイソン・ボーンと対照的な役柄だったということです。ジェイソンの人間業とは思えない機転のよさが、ライナスには全くない! この両極端な人物を違和感なく演じているマット君はやっぱりいい俳優です。
by poyance | 2005-07-04 02:44 | 映画
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