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読書記録
b0062149_2292748.jpg商売柄もっと勉強せねばイカンのに、忙しいを理由にほとんど手つかず状態です。が、この人の本が出たら必ず読む、という人がいてそれがChristian Oster。コンスタントにMinuit社から作品を発表していて、今年も新作"L'Imprévu"が出ました。『予期せぬ出来事』という意味で、まさにオステールの小説らしいタイトルです。というのも彼の小説はまったく先が読めない話ばかりだから。今回も恋人の友人の誕生パーティーに2人して車で出発するものの、途中で恋人は風邪を引いてその車でパリに帰ってしまい、自分は仕方なく目的地に向かうのだが、ヒッチハイクをした見知らぬ男の誕生パーティーに出ることになってしまう‥‥という展開で、ラストでさらに思いもよらぬ事件が起こり‥‥といつもながらのオステール調で、それでいて飽きることなく楽しく読めました。
すでに10作以上ミニュイから出版されているオステール。日本でもついに前作の翻訳『待ち合わせ』が、宮林寛さんの訳で河出書房新社から出ました。この作品については近々CFCで書こうと思っています。

b0062149_2115187.jpgお次はディケンズの大作『デイヴィッド・コパフィールド』。英文学を教えている友人に自分の好みを伝えたらすすめられました(というより今まで読んでいなかったのがおかしい・・)。さすがのストーリーテラー! 4冊という気が遠くなりそうな量も何のその、最初から引き込まれて夢中になって読んでました。都合良すぎ!とかツッコミどころは多いですが、これだけ面白いんだからいいじゃない〜と思ってしまいます。中野好夫さんの翻訳もすばらしく、勉強になりました。しばらくディケンズ三昧で行こうかと色々文庫を買い込みましたが、ちょっとお腹いっぱいになったので、間を置いてから次の大作を読むつもり。そういえば「ユーライア・ヒープ」という名のロックバンドがいましたね‥‥。

b0062149_22102658.jpgその合間に読んでいたのが松本人志の『シネマ坊主』。「映画は見ない」と言いつつも色々よく知っています。ギャスパー・ノエ、ラース・フォン・トリアーといった監督や、ケヴィン・スペイシーが好き、というのはよくわかるな〜。イタリア映画に結構弱い、というのはちょっと意外でした。字幕や音楽の点にまで触れていたり、かなりマジメな批評本です。もうすぐその2が出るので早く読みたい!
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by poyance | 2005-06-15 22:03 |
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