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2046(ウォン・カーウァイ、2004年、香港)
b0062149_20455727.jpg家人が仕事に忙殺されていたので、しばらく一人で映画を見ていたのですが、やっとケリがついたらしく、前々から見たかったこの作品を鑑賞しました(しかし、家人は途中で脱落・・)。クレジットには豪華スターの名前が次々に出てきます(このクレジット部分がカッコよい)が、「ブエノスアイレス」の美青年チャン・チェンなんて、「え?」というくらいの秒数しか出てきません。お美しいマギー・チャンなどは、去年のカンヌで上映されたヴァージョンではクレジットに名前はあるのに出てこなかったというくらいで、この新バージョンでも申し訳程度の出演時間です。話題の木村拓哉はカンヌ版よりかなり出てくるシーンが増えたらしいですが、彼が話すとどうも「月9」の風が吹く・・。フォトジェニックな人だけれど、やはり「映画」という枠の中で見ると違和感がありますね。七三ピタ分けのサラリーマン姿も不似合いでございました。でも主役はトニー・レオン様なので、あまり気にはなりませんでしたが・・。
物語は「花様年華」(2000)の続き、と考えたくなる設定で、トニーの役名もチャンだし、同僚のピンさんも同じ役者です。かつての恋人が忘れられず、つかの間の関係を女たちと繰り返すチャンが、自分の過去と周囲の人々を凝縮して「2046」というSF小説を書く、という物語ですが、どちらかというとSF小説の内容よりも、チャンの恋愛のほうに重点が置かれていて、特にチャン・ツィイー演じるリン(いや〜抜群に可愛い! 小生意気な雰囲気がピッタリ)との話に多くの時間が割かれています。「花様年華」は寡黙な作品でしたが、こちらはチャンのナレーションが多くて少し冗漫に感じました。またかつての恋人(マギー・チャン)やリンが、チャンの小説のなかでどうなったのかほとんどわからずじまいで、 現実と小説の内容とのリンクがあいまいでした。「花様年華」や「ブエノスアイレス」といった前のすばらしい作品と比べると、未完成な印象が残る映画でした。
でもインテリアや衣装はいつもながら美しく、今回も素敵なチャイナドレスのオンパレードでした。「花様年華」のマギーのドレスもきれいでしたが、今回はスパンコールをちりばめたものなどさらにゴージャスな衣装ばかり。とくにカリーナ・ラウが最初に着ていたドレスがよかったなあ。フェイ・ウォンの普段着も可愛かったです。
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by poyance | 2005-05-15 22:55 | 映画
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