このところ臨時の仕事や雑用で忙殺され、映画が観る余裕がありません。そのかわり、好きなミュージシャンたちの新作が立て続けに出たのでCDはよく聴いています。まずは、Tahiti80の"Fosbury"。相変わらず爽やかな音で、聴いていてウキウキしてきます。前作は夏の終わりに聴きたい音でしたが、これは春先にピッタリな音です。ただ、前作ほどのインパクトは感じられなかったかな〜。"Changes"とかはとてもよい曲ですが(PVもカワイイです)。
お次はさんざん待たされたBeckの新作です。ジャケの絵は沢野ひとしかヘンリー・ダーガー風で不思議な感じ。音は前作の静かな雰囲気とは一転して、"Odelay"あたりに近いですが、今までにありがちな過剰な装飾はそぎ落とされて、シンプルな作りになっています。ベック君もパパになって風格が出てきましたか・・。かといって保守的になることもなく、聴いていて面白かったです。待ってたかいがありました。CDが出た後、限定版のDVD付2枚組まで発売されて、どっちも買っちゃいましたよ・・。 そして、お久しぶりのNew Order。いつの間にか紅一点のギリアンが抜けていて、男4人組になってました。前作が今ひとつなじめなかったのですが、今回は"Brotherhood"あたりの音に近く、違和感はありませんでした。大好きなバーナード・サムナーの声もいつも以上にのびのびしていて、爽快な感じです。一方であまりにもスカッとしすぎて、今までのニュー・オーダーにあった屈折感に欠けています。ニュー・オーダーの真価とは、哀愁漂う「泣き」メロがあってこそ、だと思っているので、今回は全体を通して聴くとちょっとツラいです。1曲1曲取り出して聴くといいんですけどね・・。日本盤にはバーニーが日本語で歌う"Krafty"が入っていて、それが笑えます(でもなんで訳詞がアジカンの人なんだ??)。 ニュー・オーダーに憂いを見いだせなかったフラストレーションを解消してくれたのは、初めて聴いたこちらのHoodの新譜です。OFSで "The Lost You"のPVを観てすごく気になり、CDを聴いてみたら、すごくよかったです。音は非常に実験的なんだけれど、難解というわけではなく、全体的には風景画のようなイメージ(ジャケの写真が象徴的)で、とても新鮮でした。かなり年季の入ったグループのようなので、過去にさかのぼってアルバムを聴いてみようと思います。
by poyance
| 2005-04-06 02:59
| 音楽
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