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コラテラル(マイケル・マン、2004年、アメリカ)
b0062149_20224224.jpg最近は映画のDVD化が早くなり、去年の後半やっていたこの作品も、もう見られるなんて、嬉しいことです。まず、「夜」の演出に圧倒されました。夜景はもちろんのこと、信号、ライトに照らされた車や、ごったがえすナイトクラブ、そして人の少ない電車や建物など夜にまつわるさまざまなものが鮮やかに描き出されています。それを見るだけでも価値があると思います。
内容は・・前半部はちょっと長く感じてしまいました。映画にはそれぞれリズム感があると思うのですが、この作品のリズム感には相性が合わなかった・・という感じでしょうか。一転して後半からは、一挙にストーリーが加速していき、スリリングな展開になります。トム・クルーズ演じるヴィンセントは、用意周到で冷酷な殺し屋なんですが、えらくおしゃべりじゃないですか? まあ最初はマックスも最後に消してしまおうと考えていたからかもしれませんが。どちらかというと、ヴィンセントの冷徹さよりもマックスの善良さの方がうまく描かれていたと思います(お母さんに会いに行くところとか、オオカミ?(コヨーテかな?)の前で車を止めるところとか)。
そもそも、これは「トム・クルーズ主演」と言えるのか? ジェイミー・フォックスはアカデミーの助演男優賞にノミネートされましたが、ジェイミー主演といったほうがよいかも。タイトルも「巻き添え」だし、目が行くのもジェイミーの方です。特にフィリックスの前で突然凄むところは見ものです(普通のタクシー運転手が実際そんな芸当ができるかどうかは別として・・)。トムさんは、見た目も変えて役作りに力を入れていたようですが、どうしても「老けた格好をしたトム・クルーズ」に見えちゃうんですよね〜。これは彼の宿命なのか・・。家人はトム・クルーズファンなんですが、彼にとっても少々期待はずれだったようです。前に出た「マグノリア」などと比べたら、やっぱりアカデミー賞にノミネートされるほどではなかったかな・・また別の作品で候補になってもらいたいですね。
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by poyance | 2005-03-07 21:09 | 映画
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