「ギルバート・グレイプ」はもう何度も見ている映画ですが、Wowowでやっていたのをまた全部見てしまった。何の面白みもないさびれた街で、そこから出られずもどかしさを感じているこの青年の話は、「エレファント」のときにちょっと触れた「ラスト・ショー」(ピーター・ボグダノヴィッチ)を思い出させます(アーニーの存在とか、人妻との浮気とか、ディテールも似ている)が、後者と違ってそれほど暗さを感じさせないのは、全体にわたって「愛情」が満ちあふれているから・・「いい人になりたい」とつぶやくギルバートって家族思いだし何ていい人なんだろうか。少々甘い感じもしますが、定期的に見たくなる好きな映画です。これに出てくるジュリエット・ルイスは本当にチャーミングで素敵です。ディカプリオ君の演技も驚かされますし(この頃はかわいかったのになあ・・)、ギルバートの友人役のジョン・C・ライリー(この人も出てくると安心するタイプの役者さんですね・・でもジョニー・デップより年下、ってビックリ)もいい味出しています。
さて、お次は色々な意味で話題になった「キャシャーン」です(それにしても節操ないチョイスの仕方だなあ・・)。これは「映像」のみに注目する、と割り切ってレンタルしてきたのですが、最初の10分で挫折。チャプター飛ばしていってもすべてこの調子・・「ファイナルファンタジー」のムービー部分を連続再生して見ているみたいです。出演者もメチャ豪華だし、とにかくCGがスゴイっていうのはわかるんだけれども、ついていけませんでした・・。ポスターは美しいのにね〜。 ところで、家人は子供の頃、「キャシャーンがやらねば誰がやる!」というあのアニメの最後のナレーションに「オレがやる!」と答えていたらしいです・・それは当時のお子様方にとってはお約束だったのかな?? 私の「キャシャーン」の記憶は、妙に線がラフだったことと、悪者の親分が児玉清に見えてしかたなかったことでしょうか・・
by poyance
| 2005-02-24 14:01
| 映画
|
カテゴリ
全体日々の記録 映画 本 音楽 ドラマ 未分類 以前の記事
2013年 09月2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 more... フォロー中のブログ
There for you太陽がくれた季節 Three Stars リンク
FRENCH BLOOM NET
FRENCH BLOOM NET INFO BASE 以心電信 - see how the world goes round - 以心伝心 13日の金曜日は土用の丑の日 日常整理日誌 ちかっぱ豬肝先生 extra ordinary #3 DRAMAnut オリジナルステッカーのステッ カーファクトリー 最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||