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戦火の馬 War Horse
b0062149_16405542.jpg監督:スティーヴン・スピルバーグ
公開年、制作国:2011年、アメリカ

WOWOWから録画したものを鑑賞。ヨーロッパ映画を観たあとにハリウッド大作を観ると、やっぱり大味だなあと思うが、そこはスピルバーグなので長丁場を退屈させることはない。第一次世界大戦を背景にした馬が主人公のロード・ムーヴィーで、行く先々のエピソード自体はかなり短くまとめられていて、物足りなさを感じるくらいである。実話かと思ったらそうではなかったので、話がうまく運びすぎる点はフィクション感が強いが、児童文学が原作のディズニー映画であるから、それもありかなと思う。

子馬が生まれるシーンから、何か昔のアメリカ映画を観ている感覚(イギリスが舞台なのに)を覚えた。ジョン・フォード作品を参考にして撮影したという談話もあり、全体的に古きよきアメリカ映画へのオマージュを感じる。だからといって古くさいわけではなく、忘れていた心地よさを思い出させてくれる感じである。

馬の美しい姿を観るだけでもじゅうぶん価値がある映画だが、クライマックスの疾走シーンはやはりフルスクリーンで観たかった。馬は犬や猫よりも寡黙なのだが、演技してるの? と思える瞬間まであった(それともCGなのかな)。ちなみに有刺鉄線のシーンは、ゴム製のワイヤーを使用し、一部はアニメーションだそうです。

主演のジェレミー・アーヴァインはそれまで無名の俳優だったそうで、純粋な好青年役にぴったりである。エミリー・ワトソン、ベネディクト・カンバーバッチらイギリス俳優陣がそろうなか、ニコルズ大尉役のトム・ヒドルストンが印象に残ったが、彼は『ミッドナイト・イン・パリ』でフィッツジェラルドを演じた人だった。ジャームッシュの新作のヴァンパイア映画ではティルダ・スウィントンと共演していて、これからの活躍が楽しみだ。あと、エディ・マーサンが今回はいい人役だったのもちょっと嬉しかった。
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by poyance | 2013-06-01 17:21 | 映画
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