Top
10年の空白
94−5年あたりで音楽誌を買うのをやめてから、音楽情報がサッパリとだえてしまいました。それまでは毎月3誌ぐらい買ってUKモノとかはしっかりチェックしていたのに・・ ちょうどそのころどれも同じ音に聴こえてロックに対する興味が失せてきていたのです。そうなると何かのきっかけで、すごくいい曲や面白いバンドに出会わない限りは、自分で情報を集めようとしないと、全く現状がわからなくなります。おまけにここ数年80−90年代のナツメロばっかり聴いていた時期もあったりして、この10年ほどの間、新しく知った人やバンドは数えるほどしかありません。Beck、Air、Tahiti80などがその例ですが、それも彼らが話題になった相当後のことで、テレビでサマーソニックのCMを見なければ、あるいはふらりと立ち寄ったHMVで不思議な名前と印象的なジャケを見てCDを衝動買いしなければ、彼らのことを今も知らなかったかもしれないのです。b0062149_23215221.jpg
それが去年あたりからスカパーの音楽チャンネルを見始めて、ちょっとは耳や目に新しいモノが入ってくるようになりました。大好きな番組にOur Favourite Shopというのがあるんですが、これは80−90年代の懐かしいPVと最新のものを同時に流してくれる、私にとってはアリガタイ番組なのです。ここでいろいろと知らなかったバンドや人をお勉強することができました。そして今年に入ってからは10年ぶりくらいに「ロッキング・オン」を買って、2004年度の総括を読んで、CDもいくつか買ってみました。Kasabian(すべてが怪しげ)、Franz Ferdinand(昔のロキシー・ミュージックなどを思い出した)などなど新しく出てきた人たちもすごく面白く聴けました。その中でいちばんグッときたのはSuper Furry Animalsです。これもOFSを見てたら彼らのPVが流れてきて妙に心に残ったので、アルバムを買ってみたらとてもよかった。ホワイト・アルバムのころのビートルズなんかを彷彿とさせる一方で、アレンジは時にアバンギャルド。けれども「うた」の心が決して失われておらず、一緒に歌いたくなる曲ばかり。新人さんかと思っていたらすでに結成10年だそうで、ちょうど音楽情報の消えていたころと重なっておりました。空白の時期にこんな素敵なバンドが出てきていたなんて・・ でも今になってでも出会えてよかった。b0062149_23221623.jpg
もう1曲今月ヘビロテで聴いているのはMorrisseyの「I have forgiven Jesus」です。モリッシーと言えばThe Smithsのころはマキシ・シングルも買うほどの入れこみようだったのに、ソロになってからはほとんど聴かなくなっていました。「ロッキング・オン」にも「復活!」と書いてあったので彼にも空白期間があったのかな。今回の曲はモリッシーらしく衝撃的なタイトルですが、すごく悲痛な内容のジーンとくる曲です。実はスミス時代はモリッシーの声ってそう好きでもなかった(どちらかといえばジョニー・マーのギターが好きだった)のですが、今回いい声だなあとしみじみ思いました。
[PR]
by poyance | 2005-02-08 23:25 | 音楽
<< トゥー・ウィークス・ノーティス... ナナメ見映画「アメリ」「ビッグ... >>


S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30