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アーティスト The Artist
b0062149_1828401.jpg監督:ミシェル・アザナヴィシウス
公開年、制作国:2011年、フランス

大阪ステーションシティシネマにて鑑賞。『ドライヴ』を観た後、本当はお花見でもと思っていたら、雨が激しくなってきたので急遽こちらを鑑賞することになった。実を言うと家人は、この作品にかなり懐疑的で、私もサイレントで100分もたせることができるのだろうかと、少々不安だったのだが、実際は非常によくできた内容の映画で緩急をつけて観客を退屈させないようになっている。おそらく過去のサイレント映画をかなり研究して、それを随所に引用しているのだと思われるが、厳密に言うと完全なサイレントではない、という点がミソだろうか。物語の内容は単純だが、『ヒューゴ』と同じく映画愛にあふれた作品で、映画を観る幸福感をじゅうぶんに味わえる。終わらせ方も好きだ。でもこういう作品を作ってしまうと、次の作品が難しいだろうなあと思う。

主演男優賞を総なめのジャン・デュジャルダンと、表情の豊かなベレニス・ペジョのサイレント映画俳優っぷりももちろん素晴らしいのだが、運転手役のジェームズ・クロムウェルとプロデューサー役のジョン・グッドマンの存在が嬉しい。前者はうまく力を抜き、後者は要所でリキを入れて、作品のアクセントとなっている。それから一瞬ですが、なぜかマルコム・マクダウェルも出ている。もちろん、犬のアギー君の可愛らしさは言うまでもない。芸達者なんだけど、吠え声が聞こえないからか、ぜんぜんあざとく感じないんですよね〜 彼を含めキャスティングが秀逸な映画でした。
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by poyance | 2012-04-15 18:52 | 映画
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