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レディ・キラーズ(ジョエル&イーサン・コーエン、2004年、アメリカ)
b0062149_2247204.jpgその昔NHKの銀河テレビ小説で「春の珍客」(調べてみたら1979年放映・・年がバレますね)というのがありました。三ツ矢歌子扮するおっとりしたマダムの家に男たちが下宿することになったのだが、実は彼らは泥棒で、近くの銀行の地下金庫までトンネルを掘っていて、もちろんマダムは知る由もなく、そのうち泥棒の一人(フランキー堺だったかな)がマダムに惚れちゃうというもの。ビリー・ワイルダー風の上質なコメディだったように思います。当時小学生だった私は毎夜楽しみに見ていたんですが、最終回の晩だけこたつで寝過ごして見逃してしまい、悔し泣きしたことを覚えています。その後泥棒たちとマダムの行く末は今日に至るまでわからずじまいです。その後、このドラマがイギリス映画「マダムと泥棒」のリメイクであることがわかり、最近スカパーでこの映画を録画できたのですが、まだ見ておりません。
そうこうするうちに、コーエン兄弟がこの作品をリメイクした「レディ・キラーズ」がDVDになり、またまたオリジナルに先行して見ることになりました。現代の南部アメリカが舞台で、登場人物が濃いいキャラばかりなので、オリジナルとは相当雰囲気は違うと思われ、コーエン兄弟独特の毒のあるコメディに仕上がっています。教授演ずるトム・ハンクスはちょっと作りすぎ・・それよりもパンケイクスとかガウェインを見ている方が面白かったです。個人的にツボだった人はランプ君とゴスペル聖歌隊の指揮者でした。指揮者の人は出番があまりないとはいえ、インパクト大。
ストーリー前半は進み方がゆっくりで、夜中に最初見たときは20分で睡魔に襲われ断念しました。次の日に再度トライしたら、後半はものすごく速いテンポで、あっけなく終わってしまいました。少々ブラックなラストでしたが、これもオリジナルとはだいぶ違うんだろうなあ。俯瞰ショットが多用された凝った映像でしたが、いつも面白い作品を提供してくれるコーエン兄弟にしては、全体的にちょっと物足りなかったかな・・
でも、この映画はキャスティング欲をすごく湧かせてくれました。日本版で作るとしたら、教授:役所広司、ガウェイン:佐藤隆太、ランプ:照英もしくは小川直也(「ゴールデンボウル」のイメージで)、指揮者:竹中直人(カメオ出演)、とパーッと浮かんできたんです。あと将軍はソニー千葉さんとかいかがでしょう。パンケイクスとマダム役はまだ思案中。5−60代のボケOKの男優と、70代ぐらいの善良なオバチャン女優っていったら誰でしょうか??
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by poyance | 2004-11-24 23:28 | 映画
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